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ホームシアターを手軽に実現するなら”HDMI接続”のサウンドバーを買おう

家電
この記事は約7分で読めます。

テレビでも映画や音楽番組を迫力ある音で聴きたい。そもそもニュースの声が聞き取りにくい。

そう思う人は多いだろう。

大画面テレビが手軽に手に入る時代になったが薄型を突き詰めコスト削減をおこなった結果、スピーカーを削ってきたため声が聞こえにくい。

じゃあスピーカーを別に買おうかと家電量販店に出かけるもありすぎて何がいいのかわからない。

そんな人におすすめするのはHDMI接続のサウンドバータイプのスピーカーだ。

実際私が使っているYAMAHA YAS-107もそのタイプ。非常に満足しており現在は後継機種YAS-109が出ている。

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この記事では、筆者がサウンドバーやシアターバー等と呼ばれるワンボディーでホームシアター化出来る製品を買うために色々と比較検討したので、なぜ他のじゃだめなのか、お勧めする理由とお勧め商品を紹介したい。

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↓本編スタート↓

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ホームシアターは使わない

そもそも私は学生時代、5.1chのホームシアターを組んでいた。

SONYのHT-BE1という当時最小サイズのリアル(5.1ch)ホームシアターセットだ。

上の写真だと分かりにくいが、以下のように、5つの小さなスピーカーと、低音用ウーハー機能を持つ本体で構成されている。

これをPS2の光デジタル端子で繋ぎ、DVDやゲームを臨場感あふれるサウンドで楽しんでいた。

と、言いたいところだが、TVと電源が連動しておらず、出力端子数の関係でPS2にしか繋いでいないためわざわONにしないといけない。

また、音量変更はTVのリモコンでは出来ず、スピーカー側で操作する必要があり、映画のように音量差があるものと通常の番組での変更が煩わしい。

今でこそAmazonビデオ等VODで気軽に色んな映像が見られるが、当時はそんなものもなく、さほど頻繁に映画を見る事もなく、ほこりをかぶっていた。

その時に分かったのは、わざわざTVと別でスピーカーの電源を入れてまで使わないという事だ。

時は流れ、ブラウン管は場所を取るのでDELLのTVチューナー付きPCモニターに買い替え、

2008年にデジタルに移行するためHDD搭載TV、REGZA 32H7000に買い替え

2010年に、エコポイント終了ギリギリのタイミングでレグザ42Z1、2014年にレグザ42J8に買い替えた。

倍速やLED、番組表の高速表示等、どんどん機能が増えていき、ベゼルが細くなっていったが、反比例して音は悪くなっていった

現在使っているJ8に至っては、スピーカーを前面に付けるスペースが無いため裏側から下に向かって音を出し、TV台に跳ね返った音を聞くというふざけた仕様になっているためものすごく音がこもるのだ。

そこで、改めてスピーカーを別に欲しいと思うようになった。

2010年以降、リアスピーカーが無線になって取り回しが楽になったり、家電芸人によって一躍有名になったYAMAHAのYSPシリーズのようなTV前スピーカーのみでサラウンドを体験出来るサウンドバータイプが出現し今までより設置の敷居が下がった。

でも買わなかった

音の臨場感を求めるならもちろん5つのスピーカーが独立している方が良い。

かなり設置の敷居が下がったとは言え、使わなかったら意味がない。
滅多に見ない映画のために設置してもほこりをかぶるだけなのでTVの電源を入れるとスピーカーの電源が入り、消すと消えるよう意識せず使える形が望ましかった。

それ自体は光デジタルケーブル接続でも可能になったようだが、TVリモコンからスピーカー音量調整出来ないため片手落ちである。

しかし、その希望はHDMI(ARC対応)端子がテレビにあれば叶うのだ。

ARCとは、オーディオリターンチャンネルの略で、光デジタル端子機能を網羅したものだ。
一般的なメーカーのテレビであればだいたい付いていると思う。2010年に買ったZ1ですらついていた。

ところが意外やHDMIで接続出来るホームシアターバーがなかなかリリースされなかった

シアターバーのヒット商品であるBOSE SOLO5もHDMI非対応だ。

2020年の新作であるAnker Soundcore InfiniもHDMIは非対応。

ただし、自動スリープと信号を見つけたら復帰する機能あり。ちゃんと機能するなら良さそう

 

音楽再生用にBOSEのCompanion3 Series2を持っていたが、もはやイヤフォンジャックの無いスマホ時代に使わない。

とにかく外部スピーカーを意識しない使い勝手じゃないと買っても使わない事は目に見えていた。

なかなか良い商品に巡り会えず買う機会に恵まれなかった。

HDMI接続可能なサウンドバー

正確に言えば、数年前からHDMI(ARC)に対応したスピーカーは増えてきていた。
しかし、なかなか価格と機能が合うものが無かったのだ。

私のような日常使いを求めるものにとって、5万も10万もするスピーカーは手を出せない。
3万円以内、できれば2万円程度で買いたいとなると、選択肢が限られてくる。

検討の土台に載ったシアターバー

Panasonic SC-HTB175-K

コスト優先するなら、SC-HTB175-Kは良い選択肢だろう。
まず、大前提である音声が明瞭に聞こえるようになる。
サラウンド感には欠けるがテレビのスピーカーと比較すれば圧倒的に映画も良い音に聞こえる。

Panasonic SC-HTB200-K

SC-HTB175-Kの後継機種だが、低音を鳴らすウーハーがなくなり2chになった。

個人的にはウーハーは近所迷惑なのでいらない派なのでありだ。

全体的にコンパクトになったが、YAS-108の60Wより大きい80Wで大きめで鳴らす事が可能。(60Wでも14帖のリビングで十分すぎるけど。)

私がセンターバーを検討した頃になかった製品だが、1.3万円程度で買えるしかなり良さげ。

低音を求めるならウーハー付きモデルもある。

 

JBL Bar Studio

こちらもなかなか評判が良い。

内部にウーハーがないため、あくまでステレオスピーカーだ。

ただ、郊外の一軒家で無い限り低音ボンボン鳴らすのは近所迷惑であり、実際は低音を絞って使う事になるのでこちらもコスト優先の土台に乗る。

2020年5月時点で実売1.2万円を切っており、コスパが高い。

YAMAHA YAS-109

YSPの安価ライン、YASシリーズがYAS-106よりHDMI(ARC)対応となった。

私が買ったYAS-107でサラウンド感が増し、現行モデルではAmazon Echo等のスマートスピーカーにも対応

リアル5.1chのYSPと違い、2.1chスピーカーによるバーチャルサラウンドではあるが、上記に紹介した製品と比べ臨場感が増す。

また、リアル5.1chはスイートスポットと呼ばれるきれいに聞こえる位置がシビアで一般家庭には向かず、シアタールーム用だ。

購入したのはYAMAHAのYASシリーズ

店舗でさんざん試し聴きを行い、音響マニアっぽい店員にもアドバイスを求めた結果、私はYAS-108発売前にYAS-107を買った。

レビューは以下をご覧あれ。

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