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東京メトロでは定期券を購入するより回数券!は3/31までの話

旅行
この記事は約3分で読めます。

2015年4月1日追記
※2015年4月1日時点で東京メトロユーザーにお勧めの記事は以下

東京メトロユーザーはメトロポイントPlusを使わないと損!

 

東京メトロの定期代ってJRや私鉄と比較すると非常に高額である。

実は[定期券]を購入するより[回数券]を買った方が多くの場合安くなる。

ほとんどの企業で交通費が支給されるため、あまり意識せずに定期券を購入している方が
大半だと思われるが、実際いくらかかるのか見ていきたい。

後でJRとも比較したいので一例としてJRと併走する

[池袋]から[新宿三丁目]で見てみよう。

副都心線で160円の区間だ。
(東京メトロは9線走っているため大抵160or190円で移動可能。

大抵が11km以内で移動可能

一般的な会社は20営業日/月なので外回りで定期区間を使わないとすると
家と会社の往復で40回電車に乗る事になる。

160 × 40 = 6,400円

東京メトロの場合

定期代は1ヶ月6,820となる。
3ヶ月では19,440円(6,480円/月)
6ヶ月では36,830円(6,138円/月)

 

JRの場合

JRと比較すると切符運賃はさほど変わらないのに定期券は1.5倍高い。

それでも6ヶ月だったら定期の方が安くなると思いきや、
回数券を使えば話が変わってくる。
1600円で11枚綴りなので 145.5円/枚。

145.5 × 40 = 5,820円 で通勤が可能となる。(6ヶ月定期より月 1往復分安い!)

 

さらに、実は回数券はSuicaやPASMOで購入出来る。
ViewカードからチャージしたSuicaで買えば1.5%分のポイントが付く。
つまり1600円で回数券を11枚買った場合24円相当のポイントが付与される。

となると1枚の価格はさらに安くなり143.3円となる。

143.3 × 40 = 5,732円

定期券のメリットは休みの日にも使える事だが、
デメリットは、定期区間外に出た瞬間に初乗り料金が発生する事である。
せっかく定期をもっていても、以下のような状況が生まれる。

例:池袋から渋谷まで新宿三丁目までの定期で行く場合=新宿三丁目→渋谷区間の160円必要
160円 回数券の場合 = 乗り越し料金30円

池袋から新宿に新宿三丁目経由で行く場合=新宿三丁目→新宿区間の160円が必要
160円 回数券の場合 = 160円回数券で出られる。

ただし、副都心線と東急東横線、千代田線と小田急線のように改札を出ずに
乗り入れられている線で通勤している場合、回数券は使えない。

また、4月から消費税が8%に増税され、交通系電子マネーのみ1円単位で。
切符は10円単位で切り上げされる事が決まりまった。
例えば今160円区間は Suica,Pasmoで165円。券売機購入では170円となる。

国土交通省の指針で鉄道事業全体の増収額が増税分と同じになるよう、
定期券や回数券の割引率を高くすることが求められているが、
東葉高速鉄道は、「学生定期券」を値下げする事で対応する事を決めており
他社も同様の施策となりそうである。

以上の事からだんだんと回数券の魅力は薄れていくだろう。
東京メトロももう少し通勤定期の料金を下げてくれればいいのだが。

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