スマホの高価格化と格安SIMの台頭、大手キャリアの24ヶ月分割値引き廃止によって携帯の2年に1回買い替えサイクルが伸びている。
数年前から使い続けても機能には不満はないがバッテリーの減りに悩む人も多いのではないだろうか。
そういえばモバイルバッテリーがカバンの中に入れっぱなしだった!と思い出して取り出したがケーブルが無かったり、モバイルバッテリー自体の充電が切れていたり。
実はモバイルバッテリーは2019年2月に大きな転換期を迎えた。
今までは製造国不明の粗悪品も多く出回っていたが、電気用品安全法適合の証であるPSEマークが付いていない商品は2019年2月1日より販売が禁止されたのだ。
いろんなサイトで紹介されている多くのモバイルバッテリーが買えなくなっている事もあり、改めて2019年2月以降のオススメバッテリーを紹介したい。
コンセント、ケーブルが内蔵されていると安心
冒頭に書いたようにモバイルバッテリーは持ってきたけど充電ケーブルを忘れたという経験、1度はあるのではないだろうか。
それらが内蔵されていれば忘れる事は無い。
もちろん内蔵される事によって同じ容量のモバイルバッテリーより大きく、重くなるのでメリットだけでは無いのだが、やっぱり安心だ。
また、電源がある場所ではコンセント経由で充電する事が出来るのでこういうのもいらなくなる。
全部入りバッテリー
同じデザインで何社からか出ているのだが価格も大体同じ、10,000mAhで3つ(Lightning/microUSB/Type-C)ケーブル内蔵かつコンセントプラグ内蔵のモバイルバッテリー。
薄型(9mm)なので重ね持ちも出来るし折りたたみのコンセントプラグによって出張や旅行でもこれ一台で対応出来る。
ケーブル内蔵だが、通常のモバイルバッテリーのようにケーブルの指し口(USB-A)があるので手持ちのケーブルも利用可能。
デメリットはやはり大きく重い(240g)ところと、無名メーカー性で、Amazonの評価コメントでは「output=6600mAhと記載がある」など怪しい点もある。
ただ、どんなモバイルバッテリーでも、スマホ等に給電する際に30~40%程度ロスが起こる。
アップされている写真を見ると、「battery capacity=10,000mAh」との記載もあるのでモバイルバッテリー自体には1万ミリアンペアで充電出来るが、そこからスマホに電力を送ると実質6600ミリアンペアという意味かもしれない。
ともかく全部入りが欲しいならこれで間違いないだろう。
コンセント内蔵バッテリー
5200~6700mAhのコンセントプラグ内蔵モバイルバッテリーだ。
ケーブルは別途必要だが、最初に紹介した全部入りと比較して小さいし軽い(200g前後)。
また、AnkerやRAVPowerといったモバイルバッテリーでは超有名メーカーの製品なので安心出来る。
ただし厚みは結構あるので重ねて持つのはしんどいかもしれない。
外回りや出張の多いビジネスマンならこれ1台と長めのケーブルを持っておけばモバイルバッテリーは鞄やジャケットのポケットに入れた状態で使えるし、コンセント内蔵なので、オフィスに戻れば刺して通常の充電器として使う事で充電忘れを防げる。
また、新幹線や飛行機、カフェなどコンセントある時に10分でもとりあえず刺しておく事で小容量をカバーする事が出来る。
普段からUSBのACアダプタも持ち歩いているならこれ1つに集約しても良いだろう。
ケーブル内蔵
ケーブル内蔵はむちゃくちゃ種類が多いので、Mfi(Apple認可)製品を紹介。
こちらはQiによる無線充電も可能
その他
直接iPhoneのLightningに差し込むタイプ。昔は結構あったが大型化出来ないせいかほとんど見ない。iWALKはその老舗だ。
ソーラーパネル内蔵かつQiによる無線給電可能なモバイルバッテリー。
一応紹介するものの、しかしいつソーラーパネルで充電するシーンがあるのか謎。。。
災害用なら専用のもっと大きめのものをオススメする。
まとめ
もっとAnkerやAukeyから薄型軽量のケーブル内蔵(出来ればコンセントも)を出してくれればいいのだが、ケーブル内蔵は断線等のリスクからか無名メーカーが中心のラインナップとなっている。
今どれか買うってなったら私ならRAVPowerのコンセント内蔵モデルRP-PB125だな。
6700mAhだが、Ankerの5,000mAhと6gしか差が無いし価格も安いからだ。
って書いてたけど、私がこの記事を書いてから買ったのはコンセント内蔵3,000mAh、101gのこれ。
自分にあったバッテリーを探してくれ。
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