私は中学生の時から腰が凝りだし、社会人になって肩と首がコリだしたヘレンケラーも同情のユリゲラーでも治せない三重苦。
なので、チャンスがあれば家族や友人にタイ式マッサージの如く、背中に乗ってもらい、首を引っ張ってもらっていた。
整体にも通ったし、たまにクイックマッサージにも行く。
しかしこれらは対処療法。根本的に治療するためにはそもそも人に動かしてもらうのではなく自分で動かさないといけない。
私が通うジムにあるストレッチポールと骨盤職人が最強すぎて感動。
ストレッチポールは家から5分歩けば使えるにも関わらずわざわざ購入してしまったのでレビューしたい。
なお、記事後半には激安特価のストレッチポールもどきを使った比較も掲載しているぞ。
ちなみにAmazonの日本語おかしいレビューを転記してだらだら抽象的な事を書いて最後に「ストレッチポールのおかげかは分かりませんが肩こりが楽になったというコメントも多くおすすめです。いかがだったでしょうか?」みたいなブログ多いがあいつらストレッチポール使った事ないし購入を検討した事もないからな!
ストレッチポールEX
ストレッチポールEXはLPN社のストレッチ器具で直径15cm、長さ1m弱のシンプルな筒状の棒だ。
EPEという特殊な素材を使っていて、それを作れるのはLPN社のみとの事だが、登録商標で実体は化学物質を発泡したもの。
後で偽物との比較で述べるが混ぜ方が秘伝なようでこのちょうどよい弾力と硬さと耐久性が強みで安い模造品が多い中ベストセラー商品となっている。
上記のように、縦に置いて体を預けると胸が開く。
普段パソコン、スマホ等生活の中で猫背になりがちな体をリセットしてくれる。
また、横で使う事で腰や肩を伸ばせ、その状態であたっている箇所を意識的に動かす事で可動域が広がり通常以上のストレッチが可能となる。
これがむちゃくちゃ気持ちいい。
他にも運動の後に、太ももや腕に押し当てて転がすと筋膜ストレッチも出来る。
なので、有名体操選手やアスリート等が広告、スポンサー関係無しに使っている。
プロアスリート、トレーナーがストレッチポールを採用し、パフォーマンス向上、故障後の早期競技復帰に貢献。その後はフィットネス用品としてフィットネスクラブ、スポーツジムなどで多く採用され、サッカーの中村俊輔やバレエダンサーの草刈民代が使用している映像がテレビ番組で放映されたことで、広く一般的に家庭内でも取り入れられるようになった。 現在ではアスリートから、タレント、モデルなど、身体のケアが必要な職業ではスタンダードなツールとなっている。
やった事が無いとなかなか理解し難いと思う。私も以前から存在は知っていたが、こんなただの発泡スチロールの棒に1万円なんて絶対意味ねぇわと思っていたのでジムで使ってみて非常に効率的にストレッチが出来て驚いた。
むちゃくちゃ胸が開く!肩の可動域が上がる!
ジムではだいたいネイビーが置いてあるようだが現在5色展開である。
ただ、他はビタミンカラーなので女性向きか。
購入し開封してみた
ジムでさんざん見ているネイビーより他の色にしようか悩んだが、アイボリーは汚れが目立ちそうだし、他はポップな色なのと、基本色であるネイビー以外は500円ほど高いので結局はネイビーを購入。
サイズ感をわかってもらうためにボトルガムを置いてみたのだが結構大きい。
Amazonで買ったにしては珍しくちょうどよい箱にそのまま入っていた。
活用DVDと取説等が入っているのでイマイチ使いみちの分からない人は見てみると良いだろう。
床直接でも問題ないが、滑りやすく感じるなら上記のようなヨガマットを下ひ敷くと滑り止めになる。
毎日風呂上がりにやっているが本当にクセになる。
特にお気に入りなのは、中心から少しズラして肩甲骨の下にポールを入れて、腕をまわすような動きをすると深い部分のコリをゴリゴリ出来る事だ。
マッサージ機に座るとほぐれてないところをいきなりグリグリするので翌日揉み返しになる事が多かったがストレッチポールを使ってから乗ると、奥に届きやすくなるし揉み返しも減った。
もちろんストレッチなので普段そこまでコリを感じない人にもおすすめだ。
芯材には、強度と粘性のあるEPEという素材だそうで、見た目は硬い発泡スチロール。
ストレッチポールMX
ストレッチポールMXという直径がEXより2.5cm小さい(細長い)タイプもある。
芯材も少し違うようでEXより柔らかい。
細いという事はエッジが鋭くなるという事だ。小柄な人や女性でEXでは胸を開きにくいという場合におすすめだ。
ストレッチポールスターター
運動習慣がないビギナー向けにAmazon限定販売しているのがStretchPoleStarterだ。
EXのほぼ半額だが、カバー、芯材、長さが異なるという事でまったくの別物であり防水性の無いカバー、弾力性の劣る素材、170cm以上だと使い勝手の悪い90cm(EXより8cm短い)と”本家”という事以外買う理由が思いつかない製品だ。
色はこっちの方が良い感じだが。
とはいえ棒に1万円は高いと感じるかもしれない。
評判の良い模造品
私は悩んだ結果、本物を買ったが、シンプルな製品なので模造品も多い。
もちろんストレッチポールという名称は使えないので、エクササイズポールとかピラティスポールとかいろんな名前になっているが。
多くの安物が90cm程度とEXと比較して8cm短いのだが175cmの人で寝転ぶ際ポジションを調整してギリギリ。170cm以上あると頭が支えられずストレスになりそうだ。
95cm以上の評判の良さそうな偽物を紹介する。
リセットポール RP-100 東急スポーツオアシス
大手スポーツクラブ、東急オアシスが販売しているリセットポールRP-100はほぼストレッチポールと同じ大きさでありながら価格は2/3とお得だ。
本家と比べやや柔らかいようで人によってはそれが良いとの声もある。
耐久性もあるようなので本家は高いけど安心メーカーのものが欲しいという場合はおすすめだ。
MRG 100cm ロング ヨガポール
こちらもEXとほぼ同じサイズ感で評価数、評価ともに高い。
本家より結構固いようだが3,000円以下と1/3の価格で購入出来るのでとりあえず試してみたい人には良さそうだ。
やたら色が充実しているのも特徴的。インテリアカラーに合わせられるのはメリットかもしれない。
激安のSantasanヨガポールも買ってみた
ストレッチポール購入から4ヶ月。毎日のストレッチが日課になってしまったため、実家にも置きたくなった。
ただ、そんなに使わないのに高い金出したくない。
ダメ元でとことん安いSantasanのヨガポールを買ってみたぞ。
なんと1800円!純正の5分の1である。
サイズは純正と同じ98cm x 15cmだ。
しかしなんてセンスの無い色しかないんだ・・・。アメリカのキャンディーかよ
結構デカいのに送料無料で届くAmazonマジ半端ないって!
素材はジムのプールにある浮くやつ。カバーなし。
指でおもいっきり押すと少し凹むがすぐに戻ってくる。結構固め。
この、ストレッチポールでも見せた肩甲骨に入れてゴリゴリ、本家と比べるとかなり硬い。沈み込まないせいか大きく感じる。
後は腰。これは反りすぎて効きすぎる。この硬さならもう少し小さい方がよいかな。
とはいえストレッチ効果という意味でストレッチポールと大きな違いはなかった!むしろ強い。
デメリットはその「強すぎる」事だ。私はこれでもOKだったが、親からすると「痛い。」
素材がむき出しなので薄い服だとなんか気持ち悪い。バスタオルを巻けば問題無さそう。
これでゴリゴリやってると静電気が溜まった。(特に床に引いたクッション素材と相性が悪かった)
父親愛用のぶら下がり健康器に収めるといい感じだったが、ヨガポールの後にぶら下がり健康器使おうとすると必ず静電気が起きてイライラした。(正月だから。夏なら大丈夫だと思う)
耐久性は分からないが数日使った感じでは固めに作られているせいか、へたりやすいとは感じなかった。
親に使うように言っておいた。
他にもストレッチポールで検索すると山程出てくるが、安いものは上記のようにカバーがなくむき出しだったり、すぐにヘタったり、短かかったりとダメな点が目立つのでおすすめはしないが、絶対習慣化しないだろうけど試してみたい。という人にはいいかもしれない。
素材的に切ったり折ったりすればゴミの日に出せるだろうし。
フィットネスクラブやスポーツセンターに設置されているところも増えているようなので、もし機会があれば使ってみてほしい。
使うと絶対家に欲しくなる。縦には長いがどこかに立てかけておけばそんなに場所も専有しないしすぐ利用出来て使い勝手も良い。
超シンプルだがもっと早く買っておけばよかったとすごい思う。騙されたと思って買ってみてほしい。
なお、併用がおすすめなシート型マッサージ機のおすすめはこちら
局地的なコリには骨盤職人
あと、同じくゴールドジムに置いてあったペルビスの骨盤職人もマジでおすすめ。
ストレッチポールはストレッチなので、トリガーポイント(局地的なコリ部分)に直接アプローチは出来ない。
骨盤職人は、ゴルフボールのような突起を直接トリガーポイントにつけて自重で押せるので指圧のような気持ちよさがある。
肩の下のコリ部分につけて腕をまわすようにゆっくり動かすとゴリゴリ音がして上手い施術を受けてる時に感じる”そこ~~!!”っていうのを思う存分楽しめる。
上記写真のように、腰にストレッチポール。肩に骨盤職人とやると、腰が浮く分、肩が沈むのでコンボ決める事も可能。
ひどいコリに悩んでいるなら両方使い分けるのがおすすめ。
なんかいい感じの箱に入って届く。
最後に
購入から1年以上経ったが、ストレッチポールは朝起きた時と夜帰ってきた時、寝る前と本当に毎日3回使っている。
テレビを見ながら横になる感じで使うので習慣化が簡単なのだ。
オフィスワークで曲がった腰、丸まった背中が本当にリセットされる。
一方の骨盤職人は週1くらいかな。もう本当に肩こりが辛いという時にそのコリ部分をくっつけて乗せる。
個人的にはもっと食い込ませたいので、骨盤職人の下にレンガのようなものを敷く事で高さを出して強化可能。
最初は家にあるもので、例えば畳んだタオルを下に敷く等で使っていたが、
100均で売ってた発泡スチロールレンガに滑り止めを貼り付けて底上げした。
ダサいけど人に見られるものじゃないからいいや。
なお、骨盤職人も偽物がいくつかある。
まぁぶっちゃけストレッチポールも骨盤職人も超原始的な製品であり、うまくやればゴルフボール使って代用品を自作できそうな製品。
ただ、ストレッチポールが家にあると成功者っぽい。昔騙されて行ったねずみ講の集まりの、なんちゃらディストリビューターのマンションのリビングにも置いてあったし。
あの浄水器の水飲むよりこっちでストレッチした方がよっぽど健康になりそう。
レビューを見て検討してみよう。
コメント
ストレッチポールを調べていてたどり着きましたが、面白いブログだったので思わずコメントさせて頂きました。また再訪致します!
コメントありがとうございます!
特にこの手の健康系商品って胡散臭いブログばかりなので参考になったなら幸いです。
ストレッチポールいいですね!
お尻のコリがひどいんですが、お尻にもききますか?
しりこりちゃんさん
私はあまりお尻にコリを感じるタイプではないですが、皮下脂肪が多い部分のコリは奥にあるのでストレッチポール効くと思いますよ。