昔はデジモノ毎に充電器が存在し、デジオタの私の部屋は充電器だらけになっていたものだが、気づけばなんでもかんでもUSB充電になっていた。
それでも充電器だらけなのだが。
それこそ10年前まで携帯電話は同じ規格の充電器なのにわざと端子のデザインを少し変えて他社製のを充電出来ないようにさせていた。
大学時代、どうしても携帯を充電したかったので、友人宅にあったボーダフォンの充電器をカッターで削ってドコモも充電できるようにして怒られた。良い思い出だ。
一方、どんどんUSB充電の電子機器が増えていくのでつねに持ち歩く用の小型の2口以上のUSBコンセントが欲しいと思っていた。
古くから複数口あるUSBコンセントは存在したが色々と問題があった。
小型の2口コンセントは、500mA ✕ 2口 がほとんどで、充電に時間がかかる。タブレット等高電流が必要なものに至ってはそもそも充電出来ない。
2口1.5Aや2Aのものも出てきたが、コイル鳴きが激しい、発熱がやばいといったを悪いレビューが多い。
手のひらサイズであれば色々出ているが家での据え置き前提なのでケーブルが無駄に長かったり、そもそも毎日持ち歩くには邪魔だ。
私が求めるUSBコンセントの条件
- 2口
- iPhone付属のUSBアダプター並の大きさ
- タブレットとスマホを同時に充電可能
- 発熱や異音等が起こらない
- 1000円程度
- 出来ればコンセントプラグを折りたためる
そこで発売間もない中購入したのがAukeyのPA-U32だった。
Aukeyは出てきた当時、元Google社員で結成されたスマホ周辺機器メーカーAnkerの偽物扱いされていたが、Ankerの怪しきは無償返品交換といった手厚いサポートまで真似、信頼性が高まっている中国発のメーカーだ。
ロゴがWindowsに入っているMS Pゴシックのようでダサい以外は評価できる。
というわけでAmazonでポチった。
最近のAmazonは過剰包装を抑える傾向にあるが、この商品に関してはものすごく無駄なパッキングでやってきた。
開封の儀
開けてみる。
うーむ、Anker製品っぽい・・・。
iPhone付属のアダプターと比較すると縦も横も奥行きも一回り大きいがサイコロ型なのとコンセントプラグを折り畳めるのでとてもコンパクトに感じる。
こんな感じで2本刺さる。
直刺し出来るモバイルバッテリーの充電時は2口塞いじゃうだろうなと思ったが、なんとか無理やり入った。
USB向け電圧・電流チェッカーを持っていないので実測できてないのだが、Amazonのレビューを見ている限り、Aukey独自のAIPower(AnkerはPowerIQテクノロジー、cheeroはAUTO-ICと言っているものと同じ原理)によって接続した端末に応じて機器毎に最大スピードで充電出来るようにする機能はきちんと働いている模様。合計2.4Aも記載通り出ている。
私はこのAukey PA-U32と、LIGHTNING巻取りケーブル、microUSB巻取りケーブル、USB直刺し可能な2600mAの充電器を小さいポーチに入れてつねに持ち歩いている。
正直2口使うケースってほとんどないのだが、iPhone付属のUSBアダプターは最大出力1Aなので充電速度が遅い。
iPhoneも6以降、高速充電に対応しているので、1.5A以上出力可能なUSBアダプターを使ったほうが早く充電出来る。
iPad用充電器よりも小さく、高出力で、ポート数も多く、頻繁にセールをやっていて1000円以下で買える事もあるのでお勧め出来る。
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