カメラのシャッター音が鳴らないiPhone欲しいよね。分かる。日本以外で買えばいいらしいけど・・・。ってくらいの情報しかなくてもこれ読めば日本にいながら安全に入手出来るぞ。
今回はシャッター音だけでお腹いっぱい書いてるので細かく説明しないがiPhone12 mini以外の国外版12シリーズは物理的に2枚のSIMを挿せるデュアルSIMに対応しているので2021年4月から最低利用料金が0円となる楽天モバイルのSIMを副回線で活用したい人にもおすすめ。
もう結構前の話となるが2019年1月にソフトバンクでiPhone7(128GB)からiPhone XS(256GB)に機種変更したところ、15万円以上かかった。
この価格、特にiPhoneやiPadといったApple製品をキャリアで買うとApple公式より高い事をご存知だろうか?
例えば2021年1月時点で、iPhone12Pro 128GBモデルはソフトバンクで買うと137,520円。Appleで直接SIMフリー版を買えば117,480円と2万円以上安い。
昔はここから毎月割的な割引が入るので結果お得だったし今でもMNPなら多少安くなるのだろうがもはやキャリアで買う必要無いな。
今回は、2019年2月に香港のiPhone8を手に入れたので検討方法と購入方法、状態をレビューしたい。
もちろん、最新のiPhone12シリーズや、旧モデルとなりお得感の増した香港版iPhone11Proや2020年に出た香港版の新iPhone SE(iPhone SE2)が欲しい人にも使える情報だ。
SIMフリーだし、マナーモードにしていれば写真撮ってもシャッター音鳴らないしSuicaも使えるし一度海外で売られているiPhoneを手に入れると日本で買いたくなくなる。
今回はiPhoneの説明ではあるが、当然Androidでも同様の事が言える。
ただし世界でほぼ同じ仕様にしているiPhoneはiPhone7以降の全てにFelica(Apple Pay/おサイフケータイ)が使える一方で、Androidの場合Google Payがあっても日本の非接触決済には対応していないケースがほとんど。また、Androidは海外版でも機種によっては日本のSIMカードを入れるとシャッター音が鳴るという事が確認されており、その点はしっかりリサーチした方が良い。
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↓本編スタート↓
シャッター音の無い海外版iPhoneが欲しい
私のようにブログをやっていると、何気ないところでも後からブログで使えるかもしれないと思ってとりあえず写真を撮る。
例えば何かモノが落ちていたら、将来落とし物に関して(例えばMamorio)の記事を書く可能性があるのでとりあえず撮影しておきたい。
別に撮影禁止場所でもないので堂々と撮ればいいのだがカシャカシャ鳴らすと人目を惹いてしまう。
私のようなブロガーでなくとも、子供が生まれたのできれいな写真を残したい。でもメカオンチなので一眼レフ等を買っても絶対使いこなせない。せめてスマホを最新機種にしてちょっとでも良い写真を取りたいが寝顔を撮るのに音が出ると困ると考えるママ、パパも多いと思う。
携帯電話のカメラのシャッター音は盗撮対策で消せないというのは常識だが、実は日本とごく一部の国だけでほとんどの国ではマナーモードにすれば音は鳴らなくなる。
日本や韓国等ごく一部の国を除き、マナーモードにすればシャッター音がなくなるのは当たり前の事で、そういった国の人から見てシャッター音を鳴らす事は日本でいうところの電車内で爆音で着メロなっているのに悪びれる様子もない人を見る感覚。
日本に住むengadget(多言語で展開するWebメディア)の外国人記者は日本のスマホのシャッター音が嫌すぎて日本で予約していたスマホをキャンセルしわざわざ地元に戻って購入している。ってかこの人むちゃくちゃ詳しいな。
ガラケー時代は画質も悪かったし保存容量も少ない上、小さく荒い携帯の画面でしか見る事がなかったので観光地ではみんなデジカメ使っていたのでそこまで問題にならなかったが、働き方改革やLCC等の登場で旅行が気軽になり、昔は写真を撮るのも撮られるのも嫌いという人が結構いたが、今は若者中心に自撮りは当たり前。SNSで世界中の人に見せるのも当たり前となり撮影枚数は年々多くなっている。
日本の自主規制で、シャッター音は最大音量にするのが一般的だった。
iPhone7でスピーカーがステレオ化され最大音量があがったiOS10時代は本当に撮影を躊躇するくらいの爆音で絶対次は海外版にしようと思った。(iPhone7はFelicaが搭載された初めての機種で、この機種だけ唯一海外版だとApplePayが使えなかったのでしぶしぶ国内版を購入した)
今はLIVE Photoで撮ればかなり音を小さく出来るが別にLIVEで撮る必要ないシーンでも撮ってると容量も膨らむし、ブログ用にGooglePhotoからダウンロードするとjpgと動画部分のQuickTimeムービーファイルに分かれてダウンロードされるのでいちいち動画部分をゴミ箱に入れる作業が発生している。
特に海外に行った際シャッター音の反感を買う事もあり、2016年にアメリカのApple StoreでiPhone SE(初代)を購入した。
だいぶバッテリーも痛み、画面割れも起きているためずっと待っていたiPhone SE2を諦めiPhone8を買う事にした。(結果、1年以上新iPhone SE出なかったしiPhone8と同じガワだしあの時買って正解だった。)
海外版iPhoneを安く手に入れる
個人的に片手で持てないスマホは嫌なので、iPhone Xsがギリギリとなる。慣れるが、正直ギリギリアウトで、iPhone7サイズが一番良い。
また、iPhone X以降のフルスクリーンタイプはサブ用に買うには機種代金が高すぎる。
なので今回狙ったのはiPhone8だ。
iPhone8なら64GBで6万円台。iPhone7の方が安いが、iPhone8なら以下のアドバンテージがある。
- CPU強化(省電力化)
- スピーカー音量増
- ワイヤレス充電
- カメラ強化
- 海外版でも日本のApplePayが使える
特に最後の日本のApplePayが使えるというのが大きい。iPhone7では、日本版のみFelica対応で、海外版では使えなかったからだ。
もちろん大きいのが欲しいなら在庫に余裕のある香港版iPhone XRがおすすめ。
2020年7月時点でもiPhone8は十分なスペックだが発売から日が経っており状態の良いものが入手しずらくなっている。後述するイオシスで未使用の香港版の新iPhone SE(第2世代)が64GBで59,800円なのでコスパ良い。
海外版iPhoneの入手方法
海外版iPhoneを買う方法はいくつかある。
玄人は、海外通販で購入する。有名なのは香港のExpansys、1shopmobileあたりだろう。
どちらも多くの人が個人輸入した実績をブログに上げており届かないといったトラブルも少なそうだ。
また、エクスパンシスはサイトが日本語化されており円表記で書かれ、クレジットカードやPayPal購入出来るので非常に手軽である。
ただし、記載額以外に関税(商品代金の60%~70%に消費税8%)がかかる点に注意。
最初私も越境ECでの購入を考えたのだが、2018年2月時点でなぜかどのサイトもiPhone8が品切れなのだ。(iPhone8 Plusはあるのに)
美品であれば新品でなくても良い事に気づき、日本で中古の海外iPhone8を探す事にした。
イオシスのネット通販で海外iPhoneが手に入る
東京の秋葉原や大阪の日本橋等に実店舗を構えるイオシスで、iPhone8が売られていた。
私が見た時は香港版と海外版iPhone8 64GB Aランクが62,800円。海外版iPhone8 256GB Cランクが65,800円で3つ在庫があった。
日本一の取扱店舗でもこの在庫数である。
2019年5月時点で調べた時には海外版の未使用、Aランクはかなり少ないが、
Bランクの256GBが34,800円!
ちなみに香港版は文字通り香港で売られているiPhoneで、海外版は日本、香港以外のもののようだ。
ネットで情報を見るとAランクはほぼ新品で、Cランクでも問題無いキレイさ(画面以外に1~2箇所数ミリのキズや凹み程度)。
しかしイオシスは実際の端末の写真を掲載してくれないので届いてみてどこがAランクやねん!もありえるわけで不安だった。
というわけで、この頃はコロナもまだ無かったため秋葉原の実店舗に見に行く事にした。秋葉原ならイオシス以外にも販売している店があるだろうからもしかしたらもっと安い店あるかもしれないし。
秋葉原を散策する
普段ならガッツリ写真を撮るのだが、数年ぶりの秋葉原でスマホを売ってそうな店を検索するのに必死でほぼ撮影していない事に今気づいた。
上記のiPhone8 (PRODUCT)REDは256GB、77,300円でほぼ新品の海外版でじゃんぱら 秋葉原5号店で見せてもらったもの。
かなり人で溢れていたが、対応してくれた店員さんは非常に親切丁寧だった。(アキバの店員って客と知識マウントバトルしてそうな印象だったので反省)
海外版なのでとりあえず箱を開けてみると日本と同じタイプAの充電器が入っていたので北米モデルかと思ったが、箱の裏を見ると中国語が書かれていたため台湾版のようだ。
試しに電源を入れてもらい、マナーモードにして写真を撮ってみる。 音は鳴らなかった。
続いて、動画を撮ると、小さいが開始と停止でポコっと音が鳴った。
iPhone8台湾モデルは写真は音無しだがなぜか動画は鳴る仕様のようだ。
まぁこれくらいの音なら良いのだが金額が予算上限を超えているので保留とした。
続いて本命のイオシスアキバ中央通り店に向かった。
(写真はイメージ)
ここも狭い通路に多くの客で賑わっていた。入り口近くで商品整理をしていた店員さんに「海外版iPhone8ありますか?」と聞くと、「いや、海外版は無いですねー」と、速攻で言われたので多分こいつは面倒な質問は無いで答えるタイプと判断。というか、ネットにはこの店に在庫あるって書いてるし。
レジにいたアジア系店員に尋ねると調べてくれ、「香港版iPhone8 64GB ピンクあるよ」と。そうだろう。だってそれ、ネットにこの店に在庫あるって書いてるやつだし。
で、見てみたいというと持ってきてくれた。
写真、動画ともに音無し。本日中の取り置きをお願いして一応他の店も回る事に。
ソフマップでは「当店は海外版の取扱をしていません」と言われてしまい、Geoモバイルでも「海外版はないっすねー」と言われ、怪しい路地裏のナニ人か分からないおっちゃんにも一応聞いてみたけど新品なのか不明の日本版しかなく、「LIVEニスレバOKヨ」と言われたがそれはOKでは無いのだ!
結局これはお得!というものは見つけられず、イオシスで取り置きした香港版iPhoneを購入した。
日本版と比較してみる
iPhone8を今更細かく紹介しても仕方ないが、せっかくなので日本のものと比較してみよう。
何故か国内版iPhone8もある我が家
手前のブラックが国内版iPhone8、奥のゴールド(ピンク)が香港版だ。
箱のカサが高い。
いつものDesigned by Apple in Californiaは同じ。
由位于加利福尼亚州的苹果公司设计とか書かれてたら偽物感あって面白かったが。
その下にはiPhone。
その下がLightning端子のイヤフォン(さらに下にLightningケーブル)と充電用プラグ。
このBFタイプ(イギリス式)プラグのせいで、日本版より箱のカサが高いのだ。
コンセントはやっぱ日本のAタイプがコンパクトで良いな。ヨーロッパや韓国で使われるCタイプもコンパクトだがしまいにくい。
裏側も「iPhone」のみのシンプルな表記で、外観から海外版と分かる事は不可能。
もちろん日本語化出来るので画面も日本版と変わらない。
ハイパー素人のとり方で思いっきりシーリングライトが反射しているが、一応iPhone6(日本版)、iPhone7(日本版)、iPhone8(香港版)と並べてみる。見た目では差が分からん。
というわけでiPhone SE(北米版)からiPhone8(香港版)にデータ以降してみた。
改めてどれだけiPhone持ってるんだよっ感じだが、iPhone6、iPhone SE、iPhone7、iPhone8 x2、iPhone XSの6台が家にある。(iPhone5は数ヶ月前に南アフリカ共和国人に売った)
※2021年1月時点ではiPhone SE(初代 北米版)、iPhone8(香港版)、iPhone XSとなっている。
海外版iPhone利用の注意点
私はメインスマホとしてiPhone XSを持っている中、今回、海外旅行時と自身の知的好奇心を満たすために香港版を購入し、格安SIMでも受信出来るかの確認を行ったが、香港版iPhone8は日本の技適が取れていないため、日本国内でローミング以外の利用は電波法違反となる。
では、利用したら即捕まるのか?というと、ITmediaの取材での総務省の見解は以下となる。
「技適なしの海外スマホなどを使って捕まった人はまだいないと思います。量刑判断となると、それは司法の場なので、われわれは『使わないでくださいね』と言うくらいです」
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1803/20/news035.html
技適無し端末の利用=逮捕となったケースはまだ無いとの事だが、法律違反である事は違いないのでその点理解の上使おう。
ちなみに香港版の新iPhone SEは日本の技適があるらしい。
なお、2020年5月からは総務省にWebで届け出を出せば短期間であれば技適なしでも利用可能となった。
2021年のあとがき
最近のiPhoneはLIVE PHOTOなら控えめな音が鳴るだけなので海外版を入手するメリットは薄れた。
また、コロナの前であれば海外出張や旅行のついでに現地でiPhoneを買ってくるなんて事も出来たが当分難しくなってしまった。
もしこれを読んで外国版iPhoneに興味を持った人は、まずイオシスにて在庫を確認し、気になるようなら実店舗に見に行こう。
これだけ読んで、やっぱ面倒だから日本モデルでいいや。って人もキャリアで買うのではなく、Yahoo!ショッピングがおすすめ。
ポイント還元率が楽天やAmazonと比較しても圧倒的に良いのだ。
私も親用のiPhoneはヤフショで購入している。
詳しくは以下を参照。
ちなみに親用にiPad 第8世代を買った時も一番安いのを探したらノア商社Yahoo!店だった。
【2021年】いつの間にか楽天・Yahoo!ショッピングでも海外版の取り扱いあり
2021年1月で私のメインスマホiPhone XSが丸2年利用した事になるため次の機種を考えているのだが、なんと、Yahoo!ショッピングでも香港版のiPhoneが売られているではないか!
しかも5のつく日やゾロ目の日クーポン適応前でも12%もポイント還元される。
さらに楽天でも(余計なスマホケースとかいっぱい出てくるけど)売られていた!!ってかイオシスが出店してる!
ヤフショや楽天で売っているのはiPhone12系統の最新機種だけなので、むしろ型落ちのiPhone11の海外版を買いたい場合はやはりイオシスがおすすめ。
また、Yahoo!ショッピングで高額ポイントバックを受けるには、ソフトバンクやワイモバイルユーザー、もしくはYahoo!プレミアム会員になる必要があるが、月額500円程度なのでこのような高額商品を買う時だけ加入するのもありだ。
そして結構な頻度でYahoo!プレミアム半年無料キャンペーンを実施しているのでチェックしてみよう。
楽天市場でヤフーほどの高還元を受けるのは難しいがSPUが上がる楽天モバイルはサブ回線に最強なのでご一読あれ。
コメント
はじめまして。
私も先日アメリカでSIMフリーiPhone11proを購入しまして、早速帰国してからY!mobileのSIMカードを挿入し使ってみたのですが、電波が3G表示になり、結局Wi-Fi 環境下どないと使えません。どうすればよいものかといろいろと検索した結果こちらのブログにたどり着きました。
アメリカで購入する際に、日本でも使える規格のものをという旨を伝えて購入したのですが(技適マークのことも伝えましたが、開けてみるとついてませんでした。。)、これはこのiPhoneが日本の周波数に対応していないということなのかなんなのか分からず困っています。技適の問題に関しては、私は3ヵ月に1度くらいのペースで仕事でアメリカへ行くので90日以内の日本国内での使用なら技適がなくても大丈夫との事でしたので大丈夫かと思うのですが、電波問題で悩んでおります。。
コメントありがとうございます。
北米版iPhone11pro(A2160)はワイモバイル(ソフトバンク)のメインバンド、1,3,8に対応しているため4G/LTEで使えるはずです。
ご記載の通り、A2160は日本の技適を取ってませんが技術的に使えるか否かなので技適は関係ないです。
一度SIMカードを抜いて刺し直してみてください。たいていの場合これで回復します。過去、イギリスのThreeのSIMで経験あります。
ほんとこのサイトは今の時代に貴重な優良サイトですね。
写真もいっぱいですごく参考になりました。
香港製iphoneいいですね。欲しくなりました。
たまたま別の記事に検索でたどり着きましたが為になるので
色々見させていただき初めてスマホにブックマークしました。
ちなみにiphon使いですがしばらくブックマークの登録方法が
分からず悩みました(笑)
ブログに扮したステマ広告が多い中本当に持ってる知識を
ブログにアウトプットするのが好きな方なんだなって感じます。
でもおせっかいな話ですがカテゴリかタグかがわかりにくいです。すごい面白いけどジャンルの幅が広いので
もう少し同ジャンルがきれいにカテゴリー訳されてるとありがたいです。
でも判りにくいからこそ新たなブログにであったわけですが(笑)
通りすがりが何言ってんだって感じなんですけど
私も広告中心ではない優良サイト目指したブロガーな卵でして、
これからも頑張ってくださいね!
ありがとうございます。
励みになります。
カテゴリはそうですね。何度かシンプル化しようとして上手く行っていません。
タグにするなど検討していきたいと思います。