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iPhoneユーザーのためのデジカメ購入ガイド(間接的に防水デジカメ特集)

家電
この記事は約7分で読めます。

今更ですがiPhone4に搭載されたカメラの画質に驚かれた人多いんじゃないでしょうか?

日本の携帯メーカーが、1000万超えの高画素競争をしている間に
500万画素のiPhone4が他社より綺麗な画像を難なく撮ってみせたのです。

私が過去にiPhone4を使って撮った写真をお見せします。

昼は当然綺麗

伏見稲荷大社(京都)

夕方も綺麗に写せます

 

江ノ島(神奈川)
夜景も写せて
富士急ハイランド(山梨)
 屋内もイケる!
大江戸温泉物語(東京)
 ってすげぇなこのカメラ!
夜間撮影に強いと言われているFujiのFinePix Z800 EXR(CCD)と
撮り比べてもiPhone4の方が綺麗でした。
実際iPhone4を使うようになってデジカメの出番が極端に減りました。
3G回線のおかげでSNSに即ポスト出来たり、iCloudでPCと連携出来たりと、
利便性でもデジカメを上回ってしまい、デジカメを持ち出す理由が無くなってきたからです。

この綺麗さを生み出す大きな理由は裏面照射型CMOSセンサーでしょう。
簡単に言うと今までより光を多く取り込む事が出来るようにしました。
SONYがCyber-shotのサイトで紹介している図。

iPhone4のカメラはOmniVision社製(推定)の裏面照射型CMOSセンサーを搭載しています。
なお、iPhone4Sでは、SONY製(推定)の800万画素裏面照射型CMOSセンサーを搭載しています。

改めてiPhoneの満足点を書くと
  1. 裏面照射型CMOSセンサー(+HDR撮影)搭載で夜も綺麗
  2. HD(ハイビジョン)動画が撮れる
  3. 3G回線搭載で即SNSにアップ出来る
  4. GPS搭載で旅先で撮った写真の撮影場所が分かる
んじゃもう全部iPhoneで撮ればいいんじゃね?めでたしめでたしとなりそうですが、
残念ながら100%とはいかず、いくつか不満点があります。
  1. 立ち上がりが遅い
  2. 光学ズームが無い
  3. 防水じゃない
特に1の立ち上がりの悪さは、Twitter用の1枚であれば気になりませんが
旅行でバシバシ撮りたい時等すごく不満に感じます。
キセノンフラッシュも無いですが、搭載されているLEDの威力がものすごいので良しとしましょう。
じゃあこの3つに対応出来るデジカメを買えば使い分けが出来るのでは!
という事で、iPhoneの補助としてのデジカメ選びをしてみたいと思います。

 

不満足点を全てを兼ね備えたカメラ

3つのうち一番ネックになるのが「防水」です。
防水で絞り込んだ時点でほとんど選択肢が無くなるからです。
今回紹介するのはアウトドア時に持っていくためのデジカメでは無く、
iPhoneと併用して日常的に使うものなので、
いかにも防水な無骨なデザインは避けたいですね。
SONY 
Cyber-shot
DSC-TX300V
防水防塵かつ、GPS、置くだけ充電・転送、フルハイビジョン動画撮影、
光学5倍ズーム+全画素超解像ズームで10倍まで無劣化ズーム可能。
Wi-Fi対応ワイヤレス通信機能を搭載し、
SONYの底力を魅せつける未来のコンデジ。
充電はMicroUSB採用と汎用性が高い。
価格が高すぎるという事以外に不満点は無いと思う。
あえていうならグリップしにくい事か。デザインは無機質でオシャレ。

予算が許すならこれで決まりかと。

価格 デザイン サイズ ズーム 速度 GPS 防水 バッテリー 充電
論外 95.5×58.3×16 5倍+ 220枚 独自
SONY 
Cyber-shot
DSC-TX20
前機種TX10の後継機はTX300Vかと思っていたら発表されたTX20。
前機種同様普通のスリムコンデジの見た目で防水というのが素晴らしい。
背面を目一杯液晶にしたいためタッチパネルなのだが、iPhoneに慣れていると
操作性の悪さが目に付く。このレベルなら物理キーが欲しい。
しかも濡れるとまったく反応しなくなるという防水カメラにあるまじき仕様。
日常使いで多少水がかかっても大丈夫という考えで使った方が良い。
起動速度に耐えられるなら大きく性能の変わらないTX10を在庫処分価格で買うのもあり。

価格 デザイン サイズ ズーム 速度 GPS 防水 バッテリー 充電
95.9×56.2×17.9 4倍+ △? × 250枚 独自
OLYMPUS
Tough
TG-620
防水デジカメのパイオニアであるOLYMPUSの新機種。
防水・耐衝撃推しで、画質は二の次のシリーズだったが、
本作から裏面照射型CMOSセンサーを搭載し画質アップを図っている。
過去の無骨な筐体と比べかなりポップなデザインとなった。

ズームは光学5倍で、超解像10倍ズームが可能。
起動速度、連続撮影速度も良くなっているようだ。
マクロが最大で3センチまでしか寄れないのは残念2cmは欲しかった。

右上にズームレバーがあり、シャッターがかなり真ん中の方に追いやられており
慣れるまで撮影時にイラっときそう。

価格 デザイン サイズ ズーム 速度 GPS 防水 バッテリー 充電
98.4×65.9×21.9 5倍+ × 220枚 独自

GPSやWiFiが搭載されていればすぐにアップロードしたり、
どこで撮ったか後で見直せて便利なのは確かですが、
現状ほとんどの搭載機でバッテリー消費が早すぎる。全然違う場所で記録されている。と
レビューされていて使い物にならない様子。

その不満点はWiFi対応SDカード、Eye-Fiを使う事で解決出来ます。
昨年発表されたダイレクトモード対応のEye-Fiであれば無線LANを介さずとも
iPhoneやAndroidからデジカメで撮影した写真に直接アクセス可能。
そのままSNSへの投稿も出来ます。
無線LAN下であれば、おおよそのジオタグを埋め込む事も出来るので、
通常のカメラに最新機能を植え付けられます。

なおこのBlogを書くために改めて防水デジカメを調べましたが、
無骨なデザインが多い。PentaxのOptio WG-2は男のガジェット心を
くすぐるメカメカデザインなので紹介しようと思ったのですが、
動画撮影時に自動オートフォーカスと光学ズームが使えないかつ、
動画撮影用ボタンが無いため紹介を見送りました。
ただし、静止画は結構良いみたいなので動画にこだわらないのであれば
候補に入れていいと思います。

COOLPIX AW100は動作が遅いようです。どちらにせよ、NIKON初の
防水デジカメという事もあり初物は見送るべきですね。次回に期待しましょう。

FinePix XP150、このシリーズ、いつも小型でスペックは良いのですが
本来の写真がダメです。ザラザラ感がひどい。
後ズームの速度が遅いです。これも次期作は良い物になりそうな気がします。
FinePixは防水も女性向けのデザインで頑張って欲しいんだけどな。

総括

防水デジカメ自体が一眼や高画質・高望遠コンデジのサブ機として使われるものなので
仕方がないと言えば仕方が無いのですが、1台で気軽に撮れるものとして防水を
選択すると現状SONYしか無いです。

TX-10の動作がかなりモッサリだったところから一応の改善が見られるので、
一番オススメするとするとTX-20+Eye-Fiの組み合わせです。

appleからシンプルなカメラが出ないかな。
appleファンはたいていiPhoneを使っており、iPod touchの影が薄いですよね。
iPod touchがこっそりデジカメになっていくのでは?と密かに期待しています。

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