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スマートスピーカーAmazon Echoをとことん活用してみる

家電
この記事は約10分で読めます。

(この記事は第2世代の本体を使って書いているが、最新版にも対応している。)

先日のAmazonプライムデーで安くなっていたAmazon Echo dotを買った。

使わないかなーと思っていたが、数千円で未来を感じられるならネタとして悪くない。

結論として発展途上感半端なくまだまだ単体で出来る事は限られているのだが周辺機器と合わせて使う事で実用的になるし単体でも遊べるので以下を見て面白いと思った人は買ってみてもいいだろう。

Amazon echoについては非常に細かくまとめているブログもあるが、情報が多すぎて逆にイメージが出来ない人も多いだろう。

今回は実際に私が使った(使っている)事を書いていこうと思う。

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Amazon Echo=アレクサ?

その前に、Amazon EchoとAlexaの違いはご存知だろうか?

Amazon Echoは機械(ハード)で、その中から聞こえる声の主がAlexaだ。

iPhone(ハード)とその中にいる音声アシスタントのSiriのような関係だ。

Amazon Echoの種類

7月26日に販売開始したEcho Spotを含め、現在4種類のEchoが存在するのだが、画面があるSpot以外の3つは正直ほとんど変わらない。

Echo dotのスピーカーを良くしたのがEchoで、Echoにスマートホーム対応家電を簡単に操作出来る機能を追加したのがEcho Plusだ。

 

18/9/21追記:新バージョンが発表され、デザインが新しくなり音質改善された模様。Plusには温度計が内蔵されたので以下の説明は前バージョン(当分併売)となっている点注意

 NEW Echo Dot

   NEW Echo

   NEW Echo Plus

   NEW Echo Spot

 NEW Echo Show
温度計はクラウドリモコンで見られるからいらないしやっぱ俺が買ったEchoがコスパ最高だと思う

 

しかし日本でスマートホーム対応しているのは現在PhilipsのHue(ヒュー)というライトくらい。

今後出てくるだろうが即座に対応製品に買い換えられないと思うのでPlusを買う必要は無い。

Echoはスピーカーが良いとの事だがEcho Dotも小さいながらに綺麗な音を出す。本格的に聴きたいのであれば手持ちの外部スピーカーを繋げば良いので価格差を考えてもdotで良いだろう。

ちなみにこれから買うオススメの外部スピーカーはテレビ用ホームシアタースピーカーのYAMAHAのYAS-108だ。

私が使っている前機種のYAS-107でもBluetoothもしくは有線でEchoと接続可能だが、有線は手動でAUXに切り替える必要がありやや面倒。Bluetooth接続もしばらく使ってないと省電力モードでつながらなくなるので相性がよくない。

404 NOT FOUND | ケース研
コスパ最強のQoL爆上げライフハックブログ

YAS-108はスマートスピーカーの待受に対応したモデルで、Echo側から通信が入ると自動で立ち上がるので高音質で音楽を楽しめる。

こういったスピーカーは今後も出てくるだろうから気軽なdotで良いだろう。

Spotは特殊だ。モニターがあった方が良いのだがそれってタブレットじゃね?ってなるし、そのうちFireタブレットが対応する気がする。

遊びで買うにはちょっと高いので見送りにした。(というかAmazonプライムデー時点では売ってなかった)

Amazon Echoセットアップ

箱の中にあるのは本体、充電器、充電用MicroUSBケーブル。後は紙類だ。

説明書を見るまでもなく繋ぐ。

しばらくすると立ち上がり、アレクサが「アプリと繋げ」と言ってくるのでiPhoneにAlexaアプリをダウンロード。

この評価の悪いアプリをダウンロードして、アプリの指定通りにEcho側にWiFiで接続して、ネット用のWifiのパスワードを設定してあげればEchoがネットに接続される。

なお、2.4GHzにしか対応していないので5GHzにつながないよう注意しよう。

何に使おう

「アレクサ、買い物リストにウナギを追加して」というと、Alexaアプリ内にある「リスト」に登録される。

が、Alexaアプリのリストを見ないので意味が無い。また、我が家にウナギを買う余裕は無い。

Googleアカウント登録でGoogleカレンダーと同期出来るが、Alexaに話しかければ誰でも予定を教えてしまうので使い勝手が悪い。

ただ、カレンダーの中のマイカレンダーのみを接続する事も出来るので、「Alexa」というマイカレンダーを作っておいて、声で登録し、必要におうじてPC、スマホから別カレンダーに変更するのも良いだろう。

実際に使えるのは以下かな。

天気

「アレクサ、明日の天気は?」と聞くと、Amazonに登録している現住所なのか、WiFiから判別しているのか、「西早稲田の天気は」くらいの細かさで、「明日のお昼ごろまで雨が続きます。その後も断続的に雨が降ったりやんだりするでしょう。最高気温は32度、最低気温は28度です」のように教えてくれる。

ダメなところ

先日、日本列島横断が予想される大型台風が太平洋上にあったのだが、「アレクサ、台風は今どこにいるの?」と聞いても

「現在地は◯◯(今いる場所)に設定されています。」と、「今どこにいるの」だけに反応する。

今日は何日?

リビングでテレビを見ていたら「8日20時から放送!」と告知が入って興味をもったがあれ、そもそも今日何日だっけ?という時に限ってスマホを寝室に置いてきた。掛け時計は時間しか表示していない。

という時に今までだと携帯置きっぱなしだし仕方がない日にち確認ついでに取りに行くか。となるが、Echoがある今ではソファーに座りながら

『アレクサ、今日はなんにち?』と聞くと

「今日は8月6日月曜日21時23分です」と教えてくれる。

『アレクサ、今年は平成何年?』と言った事も聞ける。

スケジュールを登録する

Echoを家族で使っている場合、家族用Googleアカウントを作ってそちらで運用すると結構良さげ。

Alexaアプリの設定からカレンダーを選択。

Google、Microsoft、Appleのカレンダーサービスに接続可能だ。

私はGoogleカレンダーの家族共有用カレンダーを接続した。

このように登録依頼する。秘書のようだ。

こんな感じ。

まだ慣れてないので下手だったが、

「Alexa、○月○日午前○時から「(場所)」をスケジュールにいれて。」

の後、タイトルを何にするか聞かれるので、言おう。

もしかしたらデフォルトの1時間で設定されたが、「午後2時から2時間~」という言い方で何時間の予定かも入れられるかもしれない。

細かいところまで音声操作するのは難しいが、忘れないようにとりあえずその時間抑えておいて、詳細は手入力というのが良い。

家族で会話の流れで入れられるのは便利。

ニュース

ニュースは”スキル”というiPhoneでいうところのApp Storeで取得する必要がある。

Yahoo!ニュースやNHKニュースといったスキルをダウンロードしておけば「アレクサ、今日のニュースは?」というと(ニューススキルを複数持っていれば)ランダムで放送される。

 

イメージでいうとポッドキャストだ。(というかまさにポッドキャストかも)

わからない事を聞く

『天体観測歌ってるの誰だっけ?』

「バンプオブチキンです。」

おー!となった。

 

しかしAlexaちゃん、アメリカ生まれなのに英語には弱く、

『Nastyってどういう意味?』

「こんな説明が見つかりました。っ は日本語の音節の一つであり~」

『アレクサ、Nastyって英語でどういう意味?』

「Mean Eggplant envy」

“ナス”を英語で言ったようだ。

(Eggplantは「ナス」。なぜenvyが出てきたのかは不明。)

 

クイズや小話

「アレクサ、クイズ出して」や、「なぞなぞ出して」、「面白い話して」、「早口言葉言って」といった事に対応する。

するのだが、あまりパターンはなく同じ話ばかりする。

しりとりも出来るのだが、辞書がショボく、こちらが言った事を無視する。

「ス、から始まる言葉を言ってね」『スジャータ』

「・・・・ス、から始まる言葉を言ってね」

 

さらに、何に聴き間違えたのかしりとりにならない事が多い。

「カメ」

『めんぼう』

「・・・・・サンバ。バから始まる言葉を言ってね」

一体俺は何と言った事になってるんだ?

 

スキルで「アルクの英語クイズ」などを使う事で本格的なクイズが出来るが、スキルを使うとアレクサに変わって別の者が出てくる。

アルクの英語クイズのお姉さんは結構ウザい。超簡単な問題に正解して「すっごぉ~~い!ピンポンピンポン!!」とか言ってくる。

TOEICのリスニング問題のようなものが出されて、「A,B,C」から選ぶのだが、Cを「スィー」というと反応せず日本語っぽく「シー」と言わないといけない。ただ、設問を読み上げる人はネイティブイングリッシュスピーカーでありこっちも英語脳で答えているのでスィーと言ってしまう。それで間違いになった事が何度もありイライラする。

「スィー。」「<ブブー!>ざんねぇん、正解は、シー!」

 

音楽を聴く

やはりこれが本命になる。

ただ、Amazon Musicからの選曲となるのでプライム会員なのは当然として、Amazon Music Unlimitedに入ってないとなかなか希望の曲がかからない。

【dヒッツ】など、一部他社有料音楽配信サービスにも対応しているのだが、デフォルトの音楽をdヒッツにするか、『dヒッツで、◯◯かけて』と言わないとAmazon Musicからの選曲となる。

Amazon Music UnlimitedはEcho専用プランであれば380円/月で入れるのだが、それって年で見ると、Amazonプライムと同額なんだよな。

ちなみにライバルのGoogle HomeはSpotify無料プランが聴ける。無料なので、アーティスト指定のみで曲は選べないしCMも入るが無料は強い。

もちろんGoogleには”Amazon Music”がないので無料で試させるためにはSpotifyと組むしかなかったのだろうが。

 

私は洋楽中心なのと、Amazon Music Unlimitedに入っているため気にならないが、dヒッツは邦楽も強く540円/月 と他社の半額。もちろんスマホでも聴けるのでEchoと合わせて良い選択肢かもしれん。。。



 YouTubeの音だけかけてくれるのが一番嬉しいがほぼほぼ著作権違反だから難しいんだろうな。

今後に期待

まずはFire TVに対応してほしい。

AlexaフックでFireTVが立ち上がってYouTubeまでいけたら完璧なんだけどな。

今頃になってYouTuberの面白さがわかりだして東海オンエアとかはじめしゃちょーとか見てるので。

2019/3/6追記

いつの間にか対応していた。これで家電リモコンが無くてもTVの電源を入れられるぞ!(TVの操作は出来ないけど)

Alexa端末を使用してFire TVを操作する - Amazonカスタマーサービス
対応しているAlexa搭載端末を使用してFire TVの一部の機能を操作する方法について説明します。

後、私はラトックシステムの家電リモコン、RS-WFIREX3を買ってEchoとつないでるのだが、この家電リモコン機能(赤外線)は標準で内蔵してもらいたかった。

Amazonとしては、赤外線リモコンではなく、スマートホーム対応製品にリプレースさせる事で赤外線の届かない隣の部屋の電気も玄関ドアの鍵も風呂のお湯張りも全部操作出来るようにしたいのだろうがさすがに5年では浸透しないだろう。

正直家電リモコン機能が一番役立つので、最初の製品としては多少高くなっても内蔵してほしかったな。

まぁでも色々工夫してAlexa側に合わせた声掛けしたり、カスタマイズするのが楽しい。

そういうDIY魂(+マゾ気質)を持つ人にはおすすめである。

 

Amazon Echoの全スキルはこちらから確認できる。

なお、現在はWiFi接続のクラウド赤外線リモコンとセットで毎日使っている。(主にテレビの操作で)

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