最近はキャッシュレスの影響か長財布が売れないらしい。
逆にコンパクトな財布がたくさんリリースされている。
そんなコンパクトな財布の中でも人気なのがミニマリストを中心に人気のオーストラリアブランド、Belloy(ベルロイ)。
その中でも人気の「Note Sleeve(ノートスリーブ)」。
私も4年間愛用したのだが元々薄さにこだわり耐久性があるわけではないためさすがにボロボロになってきた。
今回同じNotesleeveに買い換えようかと悩んだ結果、クローン(コピー商品)を購入したので何故クローンを買ったのかの解説と本物と見比べながらレビューしていきたい。
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↓本編スタート↓
Belloy Note Sleeveとは
こちら真ん中に写っているのがNote Sleeveだ。
薄さを謳う財布ってコインケースが付いていない事が多い。特に海外ブランド。
小銭入れを付けると厚みが増えるし、そもそも硬貨自体が幅を取るからだ。
普通の財布使っている人だと小銭入れが無いって財布じゃないだろ。って思うだろう。私もそう思う。
しかし、日本が特殊という事情もある。
まず、500円玉というのは世界有数の高額コインだ。これより高いのは550円程度の価値の5スイスフランのみ。
その次は200円強の2ユーロや2ポンドコインとなる。私が昔留学していたカナダにも2カナダドルコイン(通称トゥーニー)があったが、あまり流通していなかったと思う。
多くの国でコインはお釣りでもらうけどあまり使わない邪魔なもの。
アメリカもかつては公衆電話や自動販売機でクオーター(25セント)が必須という事があったが、もはや1ドル札以下はお釣りをもらった売店のドネーションボックスに入れるか外にいるホームレスにあげるか。といったもの。
その中でもコイン収納可能なNoteSleeveが特に人気だ。
私も4年くらい前に購入してレビューしたNoteSleeve記事は今でも結構読まれている。
コンパクトなのに普通の財布として使える4年も使うと流石に痛みが目立つので
キャッシュレスの流れから小さい財布、薄い財布の需要が加速している。
デメリットはRFID
実はNotesleeveは私が初代を買ってすぐに大きなアップデートが行われた。
小銭入れの位置が変わる等のデザインの変更の他、スキミング防止(RFIDプロテクション)機能を標準搭載したのだ。
確かに満員電車や人混みでリーダーを近づけ、データや電子マネー残金を盗み取られる危険がある。
海外ではそういう被害が多いのかも。しかし、日本でそういう被害にあった知人はいるだろうか?
RFIDプロテクションがあると、財布に入れたSuicaをタッチしても反応しないのだ。
Suicaだけでなく、会社の入館証やクレジットカードのiD等タッチで使えるカードを財布からわざわざ取り出さないと使えない。
これが財布を定期入れと兼用している私にはものすごくストレス。
メーカーに直談判してみた
ベルロイはTwitterアカウントを持っていてブランド10周年を祝うツイートをしていたのでそこに書いてみた。
Happy 10 years!
I have been using 1st note sleeve wallet for 4 years. I wish I could replace the new one. but present wallets have RFID Protected functions. Japanese use
“touch payment” anywhere and thats bother us for convenient use. PLEASE release non-rfid version! pic.twitter.com/gHc9RSHD5d— KeisukeN (@kk2co) October 1, 2020
Thanks for the quick response! I mean I’d like to have a new non-RFID ver of Note sleeve or Coin wallet. as you know, Japan is still cash basis and need coin for purchase something. note sleeve is the best small wallet in japan.but not fit for contactless payment.
— KeisukeN (@kk2co) October 1, 2020
10周年おめでとうございます!
私は初代Notesleeveを4年間使い続けておりそろそろ新しいものに買い替えたいと思っています。
しかし今の財布(Notesleeve)はRFIDプロテクション機能がついています。
日本ではタッチ決済が主流であり使いにくいので、是非ともRFIDナシバージョンも出してほしいです。
↓(ベルロイからの回答)
4年間のご愛用ありがとうございます。また、フィードバックをありがとうございます。
現在のNotesleeveはRFID対応となります。我々は様々な財布をリリースしていますのでよろしければあなたにピッタリな財布を見つけるお手伝いをしますよ。
↓(さらに私から回答)
迅速な回答ありがとうございます。
私が言いたかったのは、NoteSleeve、もしくはCoin WalletのRFIDナシ版が欲しいという事です。
日本は未だ現金主義で何かにつけて小銭が必要です。
Notesleeveはそのような日本の環境にピッタリの財布なのですがタッチ決済に向いていません。
と、残念ながらここから返事をもらう事は出来なかった。
気に入ってるけどもうこの財布は限界だわ。
さすがに取り出す時恥ずかしい。
でもぶっちゃけ似たような財布あるんじゃないか?と探してついに発見したのがACLUOだった。
Note Sleeveのクローン「ACLUO」レビュー
こちらがACLUO(アキュルオ?読み方不明)の一流の革職人が作る 薄型 財布 メンズ 二つ折り 本革 薄い 小さい 紳士 2つ折り財布 ビジネスマンの牛革 小型 コンパクトだ。
商品画像だけ見るとなかなか高級感を感じるが、この品番がなく名前が長い説明というところからもわかる通り中華製品だろう。
私が買った時の値段は3,599円。本家Notesleeveの3分の1くらいの価格だ。
タイムセール祭りとかなら2,900円くらいで買える事もあるようだ。
レザー・コンパクト・ライト スリムウォレットらしい。
一応キレイに梱包されている。
ちなみにベルロイの時はこんな感じ。
初代iPhoneSEと並べてみた。コンパクト。
色はもっとボルドーを想像していたけどちょっと女性的過ぎたかなー。
意外にも革の質感は良い。むしろ薄さを追求したベルロイのベジタブルタンニンレザーより高級感があり色も相まって昔母が使ってたカルティエの財布みたいだ。
中はこんな感じ。内側も本皮でバイカラー。プルタブもあって明らかにNoteSleeve(現行モデル)のクローン。
札入れ部分はナイロン。ベルロイは布なので安っぽいが汚れには強そう。
ベルロイと比較してみよう。
※私のベルロイは初代モデル
もちろん小銭ポケットもあり。
コインは入れようと思えば30枚以上入れられるがもろ膨れるので私は100円玉3枚程度にしている。(どうしてもお札の入らない自販機的なものを使わないといけないシーンとか、同僚が気を利かせて飲み物買ってきてくれた時に「いや払うよ」って時とかあるじゃん?)
プルタブ部分はQUOカードや名刺などクレジットカードより大きいサイズのものも収納可能。
これでSuica(実際はPasmo)を入れて問題なく改札を通れるのか・・・?
通れたー!!
ちなみにPasmo、dカード(iD搭載)、会社の入館証(多分Mifare)、自宅の鍵(ICチップ付き)と非接触通信機器を4つも入れているがアンチコリジョン機能により全て使えている。
鍵の位置は工夫しており、会社の入館証は反応しづらい時があるがまぁ許容範囲だ。
自宅の鍵はこういう感じで収納している。
鍵は薄くなったといっても、クレジットカード3枚分くらいの厚みがあり財布の中ではインパクトがある。
小銭がどうしても下に溜まるので鍵は上の方にある事で膨らみを分散させている。
今まで家の鍵はリール付きカラビナをベルト通しにつけて後ろポケットに入れていたのだがリールは年に1回くらいの頻度で切れるし財布の買い替えを機に家の鍵も財布に入れたくなった。
そうすれば財布とスマホを持てば出かける道具が揃うから。
しかし私のマンションの鍵はMIWAのICチップ入りでICチップをタッチする事で、オートロック、宅配ボックス、ゴミ捨て場の扉を開ける事が出来るのだが太い。
これを分解し、改造する事で財布に入れやすくしたのだ。
これについては別記事で紹介している。
まとめ
ACLUOスリムウォレット購入から3ヶ月ほど経つが、革の質が意外にも良かったため満足度が高い。
ワインレッドも女性的かなぁと思ったけど慣れた。気に入らなければ別の色もう一色買ってもいいくらいの価格なのも良い。
薄さを追求という意味ではBelroyノートスリーブより革がしっかりしていて少し太く感じる。(何も入れていない状態では差がないが、カード等を入れた際膨らみやすい)
元々キャッシュレス野郎かつ出不精な上にコロナによる外出自粛、テレワークも相まって現金使う事ってほぼ無いんだけど、カードケースは必要だ。
私は財布に1万円札x1、1000円札x2程度のお札と小銭3枚、自宅の鍵、緊急でSIMを外す等のためのクリップ、個包装の綿棒x1を入れており
クレジットカード2枚、Pasmo、免許、保険証、会社の入館カードと硬いカードは計6枚。
ベネフィットワンの会員証、株主優待でもらってQUOカード、すかいらーくの株主優待券x2と薄いカードを4枚
あとは名刺2枚入れている。
テレワークで名刺交換するシーンが減ったからこそ急遽名刺交換が必要な時に名刺入れっぽく使える。
ただしどうしても端が露出するため1ヶ月くらいで汚くなるので定期的に交換している。
財布自体が小さいから太く見えるけど押さえると鍵や小銭を入れて厚み2.5cm以下。
安価に小型の財布を探しているなら結構アリな選択肢だと思う。
元々HITOE FOLDやHITOE L-zip S、Tenuis3といった薄さを謳う最新財布をクラウドファンディングで買う繋ぎで考えていたのだがこれで良い気がしてきた。
って言ってもつい先日Tenuis3買ったんだけどね。
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