Amazonプライム会員なら追加料金無しで見られるPrimeビデオだけでなく、YoutubeやAbema TV等、様々なVODが見られるAmazon Fire TV。
そのAmazon Fire TVの中でも安価でコスパの高いStick。
その新作が年末、12月12日に6,980円で発売される。
現行モデルとの違い
現行モデルは2代目で、私は初代、2代目と買ってきた。
今回の新作は3代目となる。
確かに初代はCPUが弱かったのか動作が重い事があったが現行モデルになってから特に困る事はなかった。
では、今回の新バージョンとの違いはどこで出るかというと、まずは4K対応するのでテレビが4Kかつ、映像も4Kで提供されていれば今まで以上に高精細な映像が見られるようになる。
また、HDR、HDR10、HDR10+に対応しているので、暗いところと明るいところにメリハリをつける事が出来る。
また、音響面ではDolby Atmosに対応する。
しかし今流行りのバータイプのスピーカーではDolby Digital 5.1chの仮想サラウンドとなるのでよほどのホームシアターを組んでないと差は分からない。
なお、リモコンに音量アップ、マイナス、ミュートボタンが追加された。
確かに今までは音量操作はTVリモコンで行う必要があったのでこれは地味に便利だ。
Amazon Fire Stick 4KがあればAmazon Echoいらない?
Amazon Alexaに対応しているのでリモコンの音声ボタンを押しながら言う言葉で出来る事が増えた。
現行モデルでも「ドキュメンタル」と言えばドキュメンタルが表示されたのだが、アレクサ内蔵された事により、「30分早送りして」と操作出来る。
また、映像の操作、検索だけでなく明日の天気など、Amazon Echoのようにスマートスピーカー機能も内蔵する。
では、Fire Stick 4KがあればAmazon Echo代わりになるかと言われると、Fire stick4Kが立ち上がってある状態かつリモコンでマイクボタン押しながら話さないといけない時点で「ならない」
まぁ今までだと、クイズ東大王伊沢が編集長を務めるQuizKnock(クイズノック)のYoutubeをよく見るのだが、Fire TVで音声でYoutubeを直接検索出来ないので一度「クイズノック」と言ってPrime Videoで存在しないという画面を経由し、Youtubeで再検索する必要があるので配信元と検索したい名称を合わせて言う事が出来るのは便利だと思う。
買い換える価値はあるのか
すでにFire TV Stick (2nd)を持っている人には買い換えるほどのインパクトはなさそう。
もちろん4K TVにドルビーアトモス対応スピーカーを持っているのであれば価値があるが。
逆にまだ初代を使っている人や、便利なので実家の両親にあげたいと思っている人には音声入力が賢くなった新Fire Stickは良いかもしれない。
まだ何も持っていない人はおそらく年末に最後の現行モデル在庫処分が来るんじゃないだろうか。おそらく2,980円程度で。それで十分かと思う。
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