初稿:2016年11月13日 大幅改定(増税対応):2019年10月5日
あなたはAmazon使っているだろうか?プライム会員ならAmazon MasterCardゴールド一択でしょ。ってのが意外と知られてないのでお伝えしよう。
Amazonでは年1回の利用があれば年会費無料となるAmazon MasterCardクラシックと年会費10,000円のAmazon MasterCardゴールドがある。
ゴールドカードは、Amazonでの決済で2.5%分のポイントが付く他を圧倒するカードだ。
タイムセール祭りやプライムデーでもゴールドカード特典があるので、特にAmazonプライム会員なら絶対に持つべきカードとなった。
なお、Amazon以外でも1%と、楽天カード同等のスペックがあるので楽天カードがメインだけどもっぱらネットでの買い物はAmazonだって人も乗り換え検討すべきである。
年会費1万円?いやいや、マイナス500円だぞ
しかし、年会費が11,000円もかかるカードなんか元取るのに毎年40万円分買い物しなきゃいけないのにいらんわ!と言われそうだがちょっとしたトリックを使う事で年会費が実質無料以下になる。(初年度は実質500円かかる)
- カードご利用代金WEB明細書サービス登録 1,100円/年 割引(翌年以降)
- マイ・ペイすリボを登録かつ年1回カード利用 5,500円/年 割引
- Amazonプライム無料 4,900円/年 割引
11,000-(1,100+5,500+4,900)=-500円
と、合計を年会費から引くと実質年会費がマイナス500円となるのだ。
AmazonPrimeの1,000円値上げによって継続するか悩んでいた人はAmazonプライム継続の上、タイムセール祭り等でポイント還元率が上がり、クレジットカードのゴールド特典である保険、保証、ロイヤリティーが受けられる上に普通に継続するより500円安くなる事を天秤にかけてみよう。
※カードご利用代金Web明細書サービス(-1100円)は初年度適応出来ないので初年度実質600円となる。
カードご利用代金WEB明細書サービス(-1,100円)
クレジットカードを何枚か持っていると、毎月家に利用明細が届くカードと届かないカードがあるだろう。
届かないカードはWebサイトにログインする事で利用明細が見られる。
クレジットカード会社からすると毎月利用明細を送るのはコストだし、利用者からしてもWebでチェックする方が楽だろう。
2方良しの考えからWeb化が進んでいるのだが、Amazonカードでは郵送からWeb明細に切り替えてくれた人に特典として年会費から1,100円値引きを行っているのだ。
適応するには年会費請求月の前月までに過去1年で6回(6ヶ月分)以上のカード利用実績が必要。
なので残念ながらこれは、翌年以降の割引となるが、1回限りではなく、毎年割り引かれる。
まぁAmazonを普通に使っていれば問題ないだろう。念の為ApplePayに登録出来るのでたまにコンビニでの支払いで使うと安心。
マイ・ペイすリボを登録かつ年1回カード利用(-5,500円)
マイ・ペイすリボとは、Amazonカード利用時の決済をすべてリボ払いにする支払い方法だ。
「1回払い」を選ぼうが、「ボーナス払い」を選ぼうが、とにかく強制的にリボ払いになる。
リボとか多重債務者まっしぐらシステムやないか!とこれまた突っ込まれそうだが、マイ・ペイすリボに登録しつつ、リボ支払い額を「カード限度額まで」設定しておけば、1回払い同等となり一切金利手数料はかからない。
年1回利用はその名の通り、Amazonに限らずコンビニでも居酒屋でも楽天市場ででも1円以上カード決済すればOKだ。
まぁこのカードを作っている時点でAmazonで買い物するだろうから気にしなくて良い。
※一部カード会社では、リボ支払額を限度額いっぱいにしても初回分のリボ金利・手数料を取るところもある。Amazonカードは2019年10月現在かからない。他のカードも同様だと思わないように注意!
また、発行元である三井住友カードが、2021年よりマイ・ペイすリボで割引を受けるには年1回以上リボ手数料支払実績がある事を条件にする。
提携カードにANAカード等が並ぶ中、Amazonは見当たらない。
こちらのブログ筆者がカード会社に問い合わせたところAmazonカードは今回の改定の対象外(つまり2021年以降もリボ払い額をカード限度額にしておいても手数料優遇される)と確認したとの事。
2021年6月時点で正式にAmazon Mastercardゴールドはリボ手数料発生しなくとも年会費優遇を行う記載がかかれている。
Amazonプライム年会費無料(-4,900円)
実はAmazon MasterCardゴールドが発行されるとAmazonプライム年会費がゴールドカードの年会費に含まれるようになる。
Amazonプライムは2007年のサービス開始からずっと3,900円だったが、2019年4月12日より事前告知なしに4,900円となった。
なのであなたが現時点でAmazonプライム会員だとすると、4,900円浮く計算となる。
ちなみに私は2016年1月時点で3年以内にAmazonプライムの年会費が値上がりすると予想していた。
アメリカの値上げは9年かけているが私は早くて来年、遅くとも2~3年後には5000円~10000円程度にしてくるのではないかと考えている。
-2016年1月21日「Amazonプライムに新たな特典「プライム・フォト」」より
予測から3年2ヶ月ちょっとでの値上げ。しかも4,900円と予想下限の100円下回ったのは個人的にはよく持ったほうかなと思う。
NINTENDO SWITCH ONLINE会員ならさらに2400円オフ
過去のキャンペーンではあるが、任天堂スイッチの有料オンラインサービスがAmazonプライム会員向けに1年間無料となるキャンペーンを実施していた。
こういったAmazonプライム会員限定キャンペーンでますますお得になる。
三井住友ゴールドカードと同じスペック
実質無料以下で持てるAmazonMasterCardゴールドは、実は三井住友カードが発行していて、サービスの中身も三井住友ゴールドカードと同等だ。
三井住友ゴールドと違いAmazonMasterCardゴールドは20歳から申し込める事を公言している。
- 海外旅行傷害保険・国内旅行保険最高5,000万円
- ショッピング補償(動産総合保険) 最高300万円(自己負担:1事故につき3,000円)
- 全国主要空港のラウンジ利用が無料
空港のラウンジは大きく2つあって、クレジットカード(主にゴールド以上)で入れるものと、ANA等の航空会社が上級会員向けに運営するものがある。
クレジットカードで入れるのは以下のような感じ。(コロナ前)
まったくもって高級感は無いが、空港内の硬いベンチに座って過ごすよりは良いってレベル。
また、新聞や雑誌、フリードリンクもある。
水分を没収される出国後にあると最高なんだけどなぁ。
成田空港IASSラウンジなら、アルコールは1杯だけ無料で出してくれる。
さらに、あまり知られてないがゴールドカードなら、空港から自宅までスーツケースを500円で送ってくれるサービスが受けられたりする。
普通に送ると数千円かかるので躊躇するが500円なら気軽だろう。しかも上記はVISAだがこのときは100円で送れるキャンペーンを行っていた。MasterCardゴールドでも同様のサービスがある。
しかもこれ、カードホルダーの荷物でなくても使えるので、私の場合普段無料で送ってくれるAmexと、同伴者向けにVISAかMasterのゴールドを提示して送っている。
空港ラウンジと共に私がよく使うサービスだ。
※上記はコロナ以降変更されている可能性があります
ゴールドカードは1枚持っておくと何かと便利だ。
いまどきステータスの事を言うつもりはないが、旅行保険やショッピング保険等無料カードではカバー出来ないものも多い。
それがAmazonプライム会員なら実質無料以下で手に入るのだ。そのための作業はけして難しくない。
また、Amazonプライム会員を検討していた人も、普通に入るよりゴールドカードを作った方が良いだろう。
三井住友カードのサイトでVpassというカード保持者向けサイトに行き設定すればよい。数分で終わる。
すでに支払い済みのAmazonプライム年会費も未使用月分が返金されるので無駄がない。
Amazonプライム会員なら是非作っておこう。
なお、かつて30歳以上、上場企業の役職者、年収800万以上のようなステータスが必要だったが昨今のゴールドカード発行は昔ほど敷居が高くない。
正社員で数年働いて400万程度年収があれば十分発行可能。
ただ、発行会社が三井住友カード(銀行系)なせいか、一定の収入があっても自営業者には厳しいようだ。
でもまずは無料のクレジットカードから作ろう
色々言ってきたが、順番的には年会費実質無料のAmazon MasterCardクラシックを作った後、ゴールドカードに切り替えるのがお得だ。
というのも新規入会で5,000ポイントもらえるから。(何故かゴールドには新規入会インセンティブが無い)
入会後、サイトから簡単にカード切り替え可能。(もちろん改めて審査が入る)
絶対忘れてはいけないのが、申込時に「マイ・ペイすリボ」にしておこう。ゴールド切替時にマイ・ペイすリボの選択が出てこないのでノーマルカードでやっておかないと一括払いカードとして発行され、ネット上で切り替えても割引は翌年以降になるようだ。
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