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2017年11月時点での最強モバイルバッテリーを探す

家電
この記事は約11分で読めます。

何もかもがスマホ連動する今、特にケース研をご覧の方であればスマホを使いこなしているであろう事から充電切れは身動きが取れなくなる可能性があり避けたい事だと思う。

そこでモバイルバッテリーなのだが、iPhoneを3回以上フル充電出来る10,000mAh以上の製品はデカくて重い。

旅行ならともかく、日常使いするには持ち運びを躊躇する。
そもそも旅行ですら10,000mAh必要なシーンは少ない。

軽さを重視すると100g以下のものにしたいが3,000mAh以下となるためスマホを”使いながら”充電するとフル充電出来ない。
また、小型の製品のほとんどが入出力のどちらか、もしくは両方が1Aとなり、充電に時間がかかってしまう。

また、私の使っていていまだAmazonでベストセラー1位のBluetoothイヤフォン、Q12は1Aでは充電出来ないようで、そういった製品も世の中には結構あるようだ。

また、出力が1Aと2Aでは、スマホへの給電時間が純粋に2倍変わる。
バッテリーに繋がっていると取り回しが邪魔なので早く充電が終わるに越した事はない。

また、入力はモバイルバッテリーをコンセントから充電する際の速度に関わる。
寝る前充電ならそこまで気にする事は無いが、会社で外回りの合間に充電したい人であれば高速充電にありがたみを感じるだろう。

そう考えると小型バッテリーをお守りとして持つのは悪くないが、ベストな選択肢とは言えない。

携帯性が高く(200g以下)、入出力が2A以上、5,000mAh以上の製品が欲しい。

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cheero Power Plus 3 mini 6700mAh

筆者自身も持ち、購入当時から完璧に近いと思っているバッテリーがcheero Power Plus 3 mini 6700mAhだ。

cheero Power Plus 3 mini 6700mAh
【型番】 CHE-068
【電池容量】6700mAh 3.6V (24.12Wh) リチウムイオン
【入力】 DC 5V / 2.0A MAX  MicroUSB
【出力】 DC 5V / 2.1A MAX (AUTO-IC機能付き)
【本体充電時間】約3時間30分(別売り2Aアダプタ使用の場合)
【寸法(本体)/重量(本体)】約 92 × 43 × 23 mm / 約 130g
【本体仕様】 インジケーター(4段階)
【主要機能】
①AUTO-IC機能
接続したデバイスを自動検知し、最大2.1Aで最適な電流を流します。
②自動停止機能
過充電(電圧/電流)時 , 過放電(電圧/電流)時 , 短絡化(ショート)時 , 発熱時
③デバイス充電完了時自動停止機能 ※未対応機種もございます。
【対応機種】iPhone各種、iPod、iPad各種 , MicroUSB対応スマートフォン/タブレット , Wi-Fiルーター
【付属品】本体充電用USB-MicroUSBケーブル , 取扱説明書 , 保証書(1年保証)

なんといっても130gという軽さで6,700mAhは2017年10月現在の今でも最強に近い。
中身はPanasonic製で安心感がある。

ダメな点は、2.3cmとまぁまぁ太いため重ね持ちが厳しい事と、スマホに接続後、上部にある電源ボタンを押さないと充電が開始されない事だ。

重ねるのは大変という事は鞄に入れてケーブルだけ出して使う事になる。
しかし挿しただけでは充電されないので鞄からバッテリー本体を探しスイッチを押すワンステップが面倒に感じる。

モバイルバッテリーに挿したのに充電が不要なシーンはあまり思いつかないので、他の多くのバッテリーと同じく接続と同時に充電される仕様の方が良かった。

※同じデザイン・重さで低用量の5200mAh版もあるので注意!
6700mAh版はこちらからチェックするように。

 

[バランス重視]RAVPower 6700mAh

 

Cheeroと同スペックで後から出たRAVPower 6700mAhも良いかもしれない。

スニッカーズほどの大きさ(9 x 4 x 2.5 cm)
みかん1個ほどの重さ(113g)
iSmart2.0出力自動判別機能より機器に最適な電流(最大2.4A)で充電

との事で、ほんの少し軽量かつ小型だ。(厚みはRAVPowerの方が2mm太い)

しかしこの程度のカタログスペックの差は個体差の範囲のため気にしなくて良い。
出力最大2.4AはハイスペックAndroidを使っているユーザーであれば恩恵があるかもしれない。
iPhoneは1.5A程度が機種側の限界のため差は無い。

一番の(私にとっての)メリットは電源ボタンを押さなくても接続するだけで充電開始される事だ。

また、Cheeroより安い。バッテリーのメーカーは不明だが、RAVPowerはモバイルバッテリーの世界では有名企業である事から質の心配は無いと思うので、今買うならこちらもお勧めだ。

 

[薄さ重視]Anker PowerCore Slim 5000

cheero購入後、買い替え候補に上がったのがAnker PowerCore Slim 5000だ。

容量 :5000mAh
入力 :5V / 2A
出力 :5V / 2A
サイズ :約126 × 64 × 10 mm
重さ :約118 g

容量こそcheeroに負けるが入出力ともに2A、重さは12gほど軽くなる。
何より1cmという重ね持ちを前提にした厚みが素晴らしい。

重ねたままポケットに入れても膨らみが最小限で抑えられる点も良い。

iPhone6,7,8に最適化されたかまぼこ型の形状でかなり持ちやすく、重なる面はゴムのような滑り止め加工となっている。

また、この手の製品は大抵白と黒、女子向け製品(デザイン重視でスペックが低い)ピンク等のパステルカラーが多いがこの製品は黒以外に青、赤があるのもオシャレだ。

どうせならケーブル内蔵してほしかったが最近大手で見ないところを見ると需要が少ないのだろうか?

せっかく重ねられるのにケーブルが長いと使いにくい。
こういう短いケーブルで使うのがお勧めだ。

 

【コンセント付】Anker PowerCore Fusion 5000

ちょっと重くなるがUSBーACアダプタ(コンセントで充電)を持ち歩くのであればセットになっているAnker PowerCore Fusion 5000がおすすめだ。

 

人気ユーチューバーが紹介した事で一時期売り切れが続いたが今は在庫が回復している。
そして2017年11月8日現在2000円代で売っているので個別に揃える事を考えるとかなりお買い得だ。

コンセントの2in1で、189g 5,000mAhはかなり良い。
コンセント接続時は出力2A、入力2.1A。モバイルバッテリー時は2つのUSB同時使用で最大3Aとなる。

100V~240Vなので世界中で利用出来る。

モバイルバッテリーの充電切れた状態でコンセントに指してスマホ充電すると、バッテリー側ではなくスマホ側の充電を優先し、スマホの充電が終わるとバッテリー側を充電する。

電源ある場所では挿しっぱなしにしておいて、持ち運び時に外す。
ケーブルもつけっぱなしにしておけば忘れる事がなくなる。
ミニマリストはもちろんズボラで充電を忘れがちな人にピッタリな製品だ。

このコンセント付きモバイルブースターはパナソニック等からも出ているが重量・大きさのバランス、コストパフォーマンス全体的に良いのがこの製品だ。

[鞄にポン]AUKEY モバイルバッテリー 7000mAh

今月リリースされたばかりの新バッテリーが、AUKEYのPB-N55だ。

Aukey PB-N55 モバイルバッテリー 7000mAh
バッテリータイプ:リチウムイオン電池
容量:7000mAh/29.5WH
入力:5V/2.0A
出力:5V/2.0A
寸法:136*30*30mm
重量:180g

7000mAhでこの細さ。
180g、長さ13.6cm。幅と奥行きは超小型。おそらく単3電池相当のリチウムイオン電池を2つ直列繋ぎ(だけど内部で並列配線)にしていると思われる。

円柱のデメリットは重ねて持てない事。コロコロ動くからね。

私は買わないが、ビジネスバッグの端に立てて入れておく。という使い方なら良さそうだ。
アルミ合金の本体は美しいだろう。(見てないからなんとも言えないが)

10000mAh欲しい!

私は1万ミリアンペア不要だと思っているが、スマホ等バッテリー動作端末複数台持ち、動き回っている人なら5000ミリアンペアでは足りない人もいるだろう。

最近出たばかりのAnker PowerCore2 Slim 10000はiPhone6以降の4.7インチの横幅にフィットし、比較的薄いため重ね持ちが出来る。

また、接続した端末によって最適な電圧を送り、安全に最短で充電が出来る。
バッテリー自体も1万mAhなのに最短4時間でフル充電可能となる。

 

重量は210gと世の1万mAhの最軽量とは言えない。

しかしAnker PowerCore Slim 5000でも書いたが重ねられるかは重量より重要だ。
50g変わったところで鞄の中では大差ない。

ケーブル忘れがちなので、こういうキーホルダータイプをカギと一緒に持ち歩くと良い。
ってかこの下のやつ本当に良くない?

 

これ以上リチウムイオンバッテリーを高セル化するのは難しいようで、ここ数年進化が乏しい。
私が学生の頃東芝だったか燃料電池を製品化して来る未来を楽しみにしていたが結局10年経った今も人々はバッテリー切れに悩まされている。

一番良いのはスマホが充電切れにならないよう、歩いた時の振動や光、手の熱、握るといった何気ない動作から電力を取れると良いのだが相当先になりそうだ。

スマホは普段ポケットに入れているiPhone6,iPhone6s,iPhone7,iPhone8,iPhoneXユーザーであればAnker PowerCore Slim 5000が良いだろう。

別に重ねなくても使えるし、もちろんiPhone以外にもAndroidでもポケットWiFiでもiQOSだって使える。

乾電池タイプの方が様々なものに採用されているおかげかコストを下げられるのだが1度買ったら2年くらいは使うので数千円の差は気にしなくて良いと思う。

スマホをポケットに入れないのであればバッテリーの薄さによるメリットは薄い。
コスパで見た方が良いだろう。

来年はすごいのが出てくると良いな。
あ、そういやケーブルにバッテリーが内蔵されたcheero Tsuchino-cordは面白かったな。

cheero Tsuchino-cordは持ち運び用Lightning決定版じゃね?

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