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深夜の台湾桃園国際空港は本当に快適なのか?

旅行
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台湾へは日本からたくさんのLCCが就航しているが、深夜、早朝便が多く空港から市街地へ移動出来るのか、空港で時間を潰せるか心配になるだろう。

今回は、台湾の玄関口、桃園国際空港を本音でレビューしよう。

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桃園国際空港とは

台湾桃園国際空港(たいわん とうえん こくさい くうこう)は、台湾語(繁体字)で臺灣桃園國際機場(タイワン タオユェン グォジー ジーチャン)と書く、台湾最大の国際空港。

日本との直行便は、ターミナル1に、ピーチアビエーション、ジェットスタージャパン、スターフライヤー、エアアジアジャパン、キャセイパシフィック、タイガーエア台湾。

ターミナル2に、ANA、JAL、チャイナエアライン、エバー航空かな。

ターミナル1が所謂LCC、ターミナル2がフラッグシップキャリアの拠点となっている。

 

※蛇足だが、日本では青島(チンタオ)など、ごく一部を除く中国語の人名・地名の読みは基本的に音読みを行う事になっている(1972年日中国交正常化時に”中華人民共和国”と合意)ため漢字は読めるのに口頭で伝える事が出来ないというジレンマがある。

個人的には極力現地読みを覚えた方が良い。

 

桃園国際空港⇔市街地のアクセスは

桃園国際空港と台北までは、桃園空港MRTという電車で繋がっている。

ターミナル1から台北行きの終電は1:02。イミグレ等を考えると、日が変わるまでに到着する便じゃないと間に合わないかもしれない。ちなみに私が乗ったタイガーエア台湾は、予定時刻1時間遅れ到着したので近いと思って侮ってはいけない。

なお、ターミナル1発の始発は5:59。4時くらいに到着する便なら電車も検討出来る。

逆に、台北→桃園空港行きは、6:00始発のターミナル1到着が6:35だ。

上記は2020年1月28日平日で検索した結果だ。休日ダイヤやダイヤ改正がある可能性があるので以下で確認してほしい。

乗車ガイド

ちなみに車内WiFiが使えるとあるが、2020年1月時点で繋がらなかった。台北市街地でも至るところにフリーWiFiのシグナルが見つかるが、ほぼ繋がらなかったので注意。

[2020年版]台湾の激安SIMを日本で手に入れ現地電波調査レビュー
...

 

とはいえ、24時間バスがあるのでそこまで心配しなくてよい。

今回のテーマとはずれるのでそのあたりは別途調べてほしい。

桃園国際空港は快適なのか

ネットでいくつか記事を見た人は、清潔で快適なソファー等を見て安心しただろう。

でもブロガーの写真はあまり信用してはいけない。

なぜなら彼らはキレイな写真を撮りたがるからだ。

綺麗な写真。つまり、人がいるところをトリミングして、人為的に開放的に見えるようにして、画像加工して、いい感じの色にしている。

普通に考えて、空港にある無料の快適スペースに誰一人いないわけがない。

というわけで、現実的な写真をお見せしよう。

私は朝7時発の飛行機だったが、ホテルも無いので、噂の快適空港でシャワーを浴びて仮眠しようと午前2:40に空港に到着した。

桃園空港第一ターミナル駅を降り指示通り進んでいく。

地図で言うと左下の至B2桃園MRTと書いてあるところからエスカレーターを登ると、T1フードコートにつく。

ここは、深夜はもちろん営業していないのだが、たくさんの椅子やソファーがあるエリア。

ここで休んでもいいなと思ったが、全てのスペースが取られていた。

え、まだ3時前なのに?

仕方がないので通り抜けて出国ロビーに向かう。

 

この美食広場行きとかかれたところから出てきた。

出国ロビーは閑散としているが、まったく休めそうなところがない。

まぁ夏ならこの左手の壁あたりで雑魚寝出来なくはないが、、、いや、もっと快適な場所があるはず。

迎賓ロビー側に周ってみる。

こっちは入国後に出てくる場所なので、レンタルWiFi屋や両替所等があるものの、休めそうな場所は無い。

3Fの出国ロビーへ向かう。

出国前に立ち寄れるのは緑の部分だけだ。

わかりにくいので空港にあるマップもお見せしよう。

6番、19番のあたりにソファー席がある。

のだが、、、

完全に埋まっている。

 

20番の裏にマッサージチェアが設置された場所があるのだが、

手前のマッサージチェアに人はいないものの、マッサージチェアとスーツケースを使ってバリケードを作って寝ているカップルが2組。入りにくい・・・。

ちなみに右手にあるのは授乳室。

ラウンジは出国後じゃないといけない制限エリアのため、出発の90分前まで受け付けてもらえない。13と15の間にWaiting Zoneがあり、ベンチは埋まっていたが下はあまり綺麗ではないカーペット。石の通路よりはマシなのでそこに腰掛ける事に。

しかししばらくすると警備員がきて、ここに寝転んではいけないと注意された。

結局一睡も出来ぬまま、1Fに降りて、90分前を待つことに。

しかし90分前になっても、私の乗る飛行機の受付が始まらなかった。

かなり混雑していて係員を捕まえるのに苦労したが、80分前にしびれを切らして確認すると「受け付けますのでどうぞ。」と。

そこからはオンラインチェックインをしていたので早かった。

また、3Fの出国ロビーに向かう。

出国審査を通過し、進むと貴賓室、休憩所と書かれた案内が出てくるので向かう。

これが噂の無料ラウンジだ

普通の椅子はちらほら空いているが、横になれそうなスペースはすべて埋まっていた。

この奥にある無料シャワーは誰でも使える。

私のときは前に3人並んでいた。

一人15分以内とあるが、特に測られるわけではない。

シャワー用品は隣のプラザプレミアムラウンジで買う事が出来る。とあるが、シャンプーとボディーソープ、ドライヤーは備え付けがある。また、プライオリティパスを持っていればタオルを無料で借りられる。

さて、このシャワー、2つある。と書いてあり、その左右にトイレマークと車椅子マークのついたドアがある。

のだが、結論として、このトイレと車椅子マークのどちらにもシャワーが付いている!だから計4つのシャワーブースがあるのだが、みんな知らないので注意!後ろに5人ほど並び30分くらい立って待っていると、掃除のおばちゃんが、え、なんでこんなに並んでんの?という顔をして、車椅子マークの扉を開け、誰もいない事を確認しこっちも使えると教えてくれた。

これ、絶対初見で分からないから書き方変えた方がいい。

車椅子マークのシャワーブースはバリアフリー設計になっている。

トイレマークのついているところは以下のような感じ。

この扉の奥がシャワーブース

シャンプーとボディーソープがある。

トイレの横にはドライヤーと洗面台。

今回普通のシャワーブースには入れなかったが、そっちはトイレが無いのかな?

まぁともかく、このシャワーは海外の無料シャワーと考えるとかなり綺麗で驚いた。

 

先程の無料ラウンジも出国直前の人たちなのでシャワーを上がった後には結構人が減っていた。といっても私も後20分程度で出発しないといけないが。。。

 

で、隣のPLAZA PREMIUM LOUNGEも見てみよう。

プラザプレミアムラウンジは2箇所あり、1箇所は閉鎖されていたので逆側に向かう。

びっくりするくらい並んでるし!

私はこの前にタオルを受け取るために受付していたので並んでいる横をすり抜ける。

 

はい。これが実際の有料ラウンジです。

もちろん座るところはあるが、ちょっと横になれそうな良い席は完全に埋まっていた。

ただし、飲食はそこそこ充実しており、ソフトドリンク、ワイン、フルーツが置いてあり、ビールサーバーもある。

ネットで見た情報だと、ミネラルウォーターのボトルが置いてあると書いてあったが、多分全部取られてしまったようだ。

LCCは何も提供されないのでここで水を手に入れておきたかったが・・・。

本格的な厨房もあり、

朝なら上記のようなブレックファーストメニューを注文可能だ。もちろん料金はかからない。

でも7時の飛行機に乗るのに今から飯食いたくないんだよな。。。

上記のような横にはなれないがパーソナルスペースを確保出来るブースをゲット。

時間がなかったので写真撮ってワインをちょっと飲んで滞在時間5分で出る。

水を手に入れたいので自販機に近づくが

砂糖入ってない系は全部売り切れ。

途中で無料給水所を見つける。

カラのペットボトルを持ち込むようにしよう。(出国時に中身の入ったペットボトルは持ち込めないが、カラにしておけば持ち込める。)

大体のLCCはバスで移動してタラップを自分で登って搭乗する。

普段乗り物で一切寝られないタイプだが、流石に寝れた。

 

本当は桃園国際空港で快適にシャワー浴びて3時間くらいふかふかソファーで仮眠する予定だったのに全然想定通りに進まなかった。

まとめ

桃園国際空港の設備は良いが、多くのブログで紹介されているのを鵜呑みにしすぎると私のように元旦から雑魚寝した上警備員に注意されて結局一睡も出来ない状態になるかもしれない。

ちなみに今回は2020年1月1日の状況なので3連休なんかだとまた違うかもしれない。

ただ、元旦の早朝から飛行機で移動するやつなんてあまりいない。だから航空券も年末年始にも関わらず行き12/27(金)が5万円に対して、帰りの元旦は1.5万円だった。

そう考えるとものすごく混んでいたわけではないと思う。

今回学んだのは、朝7時の飛行機だとしたら、最終日は台北駅のコインロッカーに荷物を預けておき普通に観光した後、0時くらいまで台北駅から比較的近い寧夏路夜市で過ごし、深夜も営業しているバーで1杯飲み、マッサージ店等で4時まで時間を潰す。

電車がなくてもシェアサイクルで移動出来る。

[2020年版]台湾のシェアサイクル「Ubike」の借り方・返し方
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それから台北発4:28発の深夜バス(國光客運)に乗って5:15くらいに到着。

事前にオンラインチェックインしておいた上でチェックインカウンターで荷物チェックを受け、3F出国ロビーに向かって出国し、シャワーに行き、PLAZA LOUNGEで軽食を取る。

上記を聞いてしんどーって思うならそもそも空港で夜を明かすような便は取らない方がよいな。

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