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忖度なしの携帯電話会社(キャリア)の選び方2021

ライフハック
この記事は約25分で読めます。

この1年は携帯電話業界にとって激動の1年となった。

大半の携帯キャリアが新プランを出し続けているため結局何を選べばいいのか分からない人も多いだろう。

なんとなく、アハモがお得なのかなぁ。という人も、スマホをどういう使い方しているかによって最適なキャリア、プランは変わってくる。

そして検索しても紹介料をもらうため明らかに1社をもてはやして誘導するブログばかり

なお、私は2021年2月28日にiPhone3GS時代から使い続けたソフトバンクからUQmobileにMNPした。

それにあたり3ヶ月以上に渡ってむちゃくちゃ調べたし、何人もの携帯キャリア乗り換え相談をしてきた。

 

完全忖度無しで何がオススメかをお伝え出来る。

ちなみに自分はもうMVNO(格安SIM)だから。って人も、今だともはや安くないのに通信速度の遅い回線を使っている可能性もあるぞ。

※毎日のように条件が変更されるため更新しますがベースは21年3月1日時点となり購読時点の情報と異なる可能性があります

初稿:21年3月1日

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大手キャリア、格安SIM、サブブランドとは

本題に行く前に、意外と知らない人も多い、携帯電話会社の区別を紹介しよう。

大手キャリアとは

大手キャリアは、NTTドコモ、au、ソフトバンクを指す。

自社で日本全国に携帯電話用の電波塔を建て通信インフラを整備している会社だ。料金は高いが、高速で安定したネットワークが利用出来る。

また、光回線や、電気、ガス等にも参入しており、合わせて使う事で携帯料金が割引されたり、クレジットカードを発行する事で携帯料金の10%分のポイントが溜まる等、所謂エコシステムに入ってしまえばお得に使える事も多い。

さらに、後述する格安SIMやサブブランドは概ね20GB以下をターゲットにしており、それ以上使うなら大手キャリアの方が良い。

そしてahamo、povo、LINEMOといった20GBで3000円程度のオンライン専用プランが出てきたため一概に高いとは言いにくくなってきている。

なお、楽天モバイルも区分けとしては大手キャリアに位置するのだが、まだサービス開始して間もなく”全国で安定したネットワークが使える”とは言い難い。

 

格安SIM(MVNO)とは

格安SIM提供企業は仮想移動体通信事業者の英訳であるMobile Virtual Network Operator、略して「MVNO」と呼ばれるものだ。

数多あるので有名所を言うと、mineoLINEモバイルBIGLOBE SIM

大手キャリアから電波帯域の一部を借り受けて安価に携帯電話サービスを提供している。

よく道路に例えられ、同じ道でも大手は5車線の高速道路なのでスイスイ飛ばせるが、格安SIMは細い1車線しか使えないのですぐ渋滞してしまい通信が遅い。

店舗はほぼ存在せず、リアルでの申込みは家電量販店の一角にある以外基本ネットで申し込む。サポートもオンラインがベースとなっており、基本自分で調べて解決する必要があるためネットに疎い人には敷居が高い。

まぁ所謂安かろう悪かろうなのだが、従来月6000円以上かかるのが当たり前の大手キャリアと比較し、1000円程度から使えるため遅かろうが電話が出来てとりあえず通信出来れば良いと考える人にとってはコストメリットが高い。

また、提供会社、プランによっては1契約で複数のSIMを発行出来るため、例えば滅多に使わないけどたまに外に持ち出すタブレットにサブのSIMを刺しておく事で追加料金なしで外でネットが出来るようになったりする。

コストメリットは大きいが、最近は大手キャリア、サブブランドの値下げが激しくメリットは薄れつつある。

サブブランド

サブブランドは、Y!モバイル、UQモバイルを指す。

格安SIM会社と混同されるが、ワイモバイルとUQmobileは別格だ。

なぜならY!モバイルはソフトバンクが。UQモバイルはKDDI(au)が運営しており、使っている電波、先程の車線はソフトバンク、auと同じものを使っている。

それでいて価格は大手キャリアの半額程度。MVNOの1.5倍程度

大手キャリアとの違いは、店舗数が少なかったり、サポートを割り切る事で人件費を削減している。

とはいえ大きい街に出れば店舗があるし携帯電話を取り扱う家電量販店の大半で契約可能。

 

20GB程度までであれば高速で料金も安価。コストパフォーマンスが高い。

まずは自分の利用実績を把握しよう

当たり前だが万人に最適な1プランなど存在しない。

自分が毎月どの程度ギガ数を消費し、どれくらい電話をしているかを把握しよう。

たいてい自分の使っているキャリアの前に「My」をつけて検索すると会員サイトにいける。

My docomoMy auMy SoftBankmy 楽天モバイルmy UQモバイルMy Y!mobileといった形だ。

上記以外の格安SIMを使っている人は、自分の契約しているキャリアのサイトにいけば会員ページがあるはずだ。

 

ここで、毎月大体5GB~7GB、旅行に行った月は10GBくらい使ってるなぁといった毎月の通信量を把握する。

続いて電話も月に何回、1回あたり何分通話しているかを把握しよう。

注意:端末の分割代は引いて考えよう

iPhone等の端末を24回分割や48回分割で購入している人は、その分が毎月の請求額に載っている。

携帯代が高いと言っている人の多くは、分割購入したスマホ代を含んで月々の携帯代金と考えているが、10万円超えのiPhoneやGalaxyのハイスペックモデルと2万円以下で買えるOppoなどのAndroidの分割購入では当たり前だが毎月の請求額は大きく変わる。

最初に金払わんでええならいっちゃんええやつ!と、iPhone12 Proの512GBモデルを24分割で買っていると月の請求額の6000円以上が端末代になっている。

これを含めて月々の携帯料金と考える人がいるが、本来購入時に一括で払う代金を分散させているだけなのでプラン料金とは別で考えるべきだ。

 

 

まずは現在利用中の携帯キャリアや契約プラン、家族割等を一切無視してプラン単体で優秀なものを紹介する。

その後で個別におすすめを紹介する。

月3GB以下の人

自宅ではWiFiに繋ぎ、外ではLINEくらいしか使っていないという人なら月3GB行かない。

というか、MM総研の2020年2月の調査だと60%の人が月3GBに収まっている

こういう人にオススメなのはahamoやpovoではなく、ワイモバイルのシンプルS、UQモバイルのくりこしプランSだ。

Y!シンプルSUQ くりこしS
価格2,178円1,628円
通信容量3GB
超過時300kbps
通信方式4G/5G4G(5Gは21年夏予定)
通話料20円/30秒
メールアドレス無料
@ymobile.ne.jp
月220円のオプション
@uqmobile.jp
留守電無料月418円のオプション
特典ヤフープレミアム無料
2回線目以降orソフトバンク光
/Air利用で1188円引き
使わなかったギガは翌月に持ち越せる
節約モードあり
auPayでUQmobile限定キャンペーンあり

まず、ワイモバイルはUQより550円高い2,178円だ。

しかしUQで有料オプションとなる携帯メアドや留守番電話サービス等がワイモバイルでは無料で付く。

さらに月508円のYahoo!プレミアムが無料で付く。個人的にヤフープレミアムはAmazonプライムの次に入るべきお得なサブスクだと思っているのでこの時点であまり差は無い。

Yahoo!プレミアムの特典のしゃぶり尽くし方
...

また、家族等で2回線以上ワイモバイルを持つ、もしくはソフトバンク光ソフトバンクAirを利用すれば1188円引きの990円となる。

支出全体で考えて戦略的にまとめればワイモバイルの方がお得になる可能性が高い。

しかし携帯メアドは使ってない、留守電も聞くのに通話料かかる上大体いらん情報。本当に必要な電話ならまたかかってくると考える人にとっては不要。

一人暮らしでネットはマンションの家賃に含まれるとか、実家暮らしで光回線は親が契約しているものを使っているが携帯代は自分で払っているといったケースではUQモバイルの方がお得になるケースが多い。

また、ほとんど月2GBに収まっているが、旅行や帰省する時は3GBを超えるという時には使わなかったデータを繰り越せるUQモバイルが優れている。

さらにUQはアプリやサイトでタップするだけで「節約モード」に切り替える事が出来る。

節約モードにすると、帯域制限がかかった状態(くりこしプランSの場合は300kbps)になり、ギガを消費しなくなる。

300kbpsでもLINEで文字のやり取りするくらいならそこまで遅さを感じる事はないだろう。サブスクで音楽聞く事だって出来る。動画は低画質でギリかな。

しかもバースト機能という読み込み時、最初の1秒間だけ高速通信出来るためテキスト中心のブログやニュースサイトであれば速度は気にならないだろう。

例えば月末にイベントが控えていてその時に通信制限起きるといやだなという場合は、月初に節約モードにしてギガをセーブする事で大事な時に高速通信出来るのだ。

バースト機能は大手キャリア、サブブランドでUQモバイルのみが提供している。切り替えをうまく活用すれば5GB程度であれば快適に使えると思う。

定額通話は追加オプション

通話に関しては、以前はワイモバイルが1回あたり10分までの通話が込みの料金プランだったが、2021年時点でのプランだと分離されている。

ワイモバイル、UQどちらも770円/月のオプションに入れば1回あたり10分までの通話が無料となる。

 

月1,870円払うと完全に通話し放題となる。

完全通話し放題 1,870円
・ワイモバイル:スーパーだれとでも定額 (S)
・UQモバイル:かけ放題(24時間いつでも)

なお、通話オプションを設定しない場合は22円/30秒なので月に10分以内の通話を合計17.5分以上するなら770円のオプションを。

月合計42.5分以上の通話をするなら1,870円の定額オプションに加入した方が安くなる。

UQモバイルのみ、月550円で月合計60分まで通話出来る「通話パック」がある。これが優秀。

仕事でもない限り役所や業者やお店への連絡とかで月数回だろう。飲食店や美容室の予約であれば5分で済むが、例えば自宅のエアコン取り付けで工務店に確認を取りたい、とか、フリーダイヤルじゃないサポートセンターで待たされると1回の通話は30分を超える事はありうる。

最初の10分無料プランだと足が出てしまう。しかも10分の通話を月6回もしないならいずれにせよ770円のオプションよりお得だ。

月3GBで十分だけど携帯メアドは絶対欲しい、いざとなったら店舗相談したいという親や祖父母にはワイモバイルがおすすめだ。

親の携帯はワイモバイル・iPhoneがベストアンサー
...

また、ワイモバイル、UQモバイル共に60歳以上であれば完全かけ放題オプションが永年1,100円引きの770円、つまり10分かけ放題料金と同額で利用出来る。

60歳以上770円かけ放題(永年)
ワイモバイル:60歳以上 通話ずーっと割引キャンペーン
UQモバイル:60歳以上通話割

 

Y!に10分通話つけるとahamoとほぼ同額

ahamoは20GB 5分かけ放題込み2,970円。ワイモバイルの3GBプランに770円の10分かけ放題つけると2,948円とほぼ同額なので1回の通話は5分以内で良いがかけ放題がほしい人で、携帯メアド、留守電、ヤフープレミアムが不要な人はahamoも魅力だ。ただ、それらが不要で3GBに収まるなら10分通話し放題を付けても2,398円のUQモバイルの方が安い。

 

もっと安い格安SIMを選ぶ理由

一方の格安SIM(MVNO)だが、例えば21年3月に発表されたBIGLOBEモバイルの新プランで3GBは初年度770円(2年目以降1,320円)

確かに初年度はものすごく安いし、iPhone SE(第2世代)の64GBモデルが2万円ポイント還元で実質28,820円、128GBモデルなら実質34,496円で買えるので、iPhone7や8あたりを3年以上使っていて画面サイズは今のままでいいけどバッテリーの持ちが悪いから買い替えたいと思っている人なら最低利用期間でもある1年限定で申し込むのはアリ。

ただし、SIMのみの契約で考えているなら今まで大手キャリアだと6000円とかかかっていた費用が2000円程度に下げられるMVNOは魅力的だったが、2000円以下で高速安定回線のワイモバイルやUQが使えるのに、数百円安いからって選ぶ意味は個人的には無いと思う。

 

月20GB以下の人

さて、3GBの次は一気に20GBまでになってしまうが、おすすめはドコモのオンライン専用プランのahamo(アハモ)だ。

ahamo(3/26開始)povo(3/23開始)/LINEMO(3/17開始)
価格2,970円2,728円
通信容量20GB
超過時1Mbps
通信方式4G/5G(povoの5Gは21年夏予定)
通話料5分/回まで無料
以降22円/30秒
5分通話オプション:550円
22円/30秒
メールアドレスなし
ただし有料で提供されそう
留守電なし
有料オプションもなさそう
特典82カ国でそのまま通信可能
dカード保持でギガ増量
dカードゴールドで10%溜まる
LINEMOはLINEのデータ無制限

ahamoは20年12月に突如発表されたオンライン専用プランで、その後発表されたpovo(ポヴォ)やLINEMO(ラインモ 当初はSoftbank on LINE)に負けている感あったが21年3月1日に308円の値下げを発表し、2,970円となった。

 

他社のオンライン専用プランと比べると、やっぱり”ドコモ”の電波が使えるというのは強い。ただし、従来使えた3G回線は使えないので山間部等今までギリ使えたところがもしかしたらエリア外になる可能性はある。

au(povo)はアップロードが遅い。まぁ遅いと言っても実測10Mbpsくらいは出るので困る事はないのだが、どうしても外で動画をアップしたいとかの時にドコモやソフトバンク回線と比較すると遅くてイライラするかもしれない。

ソフトバンク(LINEMO)は電波の面でドコモと比較して特に劣る部分はないが特出して良い部分もない。せめてワイモバイルと同じくYahoo!プレミアム付きとか、インパクトでいえばLINE music付きでギガカウント無しくらいしてこないとahamoに勝てない。

で、povoやLINEMOは5分通話無しで2,728円だが、ahamoの242円の差は5分30秒の通話で埋まる。月に1回くらいはどこぞに電話する事もあるだろう。お守りとしては悪くない。

俺は一切通話しないんだ!という人ならpovoやLINEMOもあり(月550円のオプションで5分かけ放題あり)だが、ahamoの魅力はdカード特典と海外での通信だ。

 

ahamo+dカードでデータ容量追加

dカードを持っているユーザーがahamo契約をすると、年会費無料のdカードで+1GB/月、dカード GOLDなら+5GB/月でさらに携帯料金の10%(上限300p)がもらえる。

※100円で10p単位のため、月2970円の場合290pもらえる計算。

dカードゴールドは年会費11,000円かかるが、ahamoなら毎年3,500p程度もらえるので年会費が実質安くなる上、25GB使えるのでゴールドカードに魅力があればかなりお得と言える。

 

ahamoは海外82の国・地域でそのまま利用可能

今まで海外で通信しようと思うと1日1000円程度のローミング代金がかかったため、節約するには現地のプリペイドSIMカードを購入する必要があった。

世界の現地SIM&日本で買える海外SIMまとめ
...

ahamoは82カ国でそのまま利用出来るため海外での通信環境整備を意識する必要がなくなる。

 

ソフトバンクが「アメリカ放題」という米国全土で通話もネットも無料のサービスを行っているが、ハワイで使った時にマジで便利だなと感動したものだ。

82カ国ともなると日本人が観光や出張で行きそうな国はだいたい網羅されていると言っていいだろう。

こんなサービス一般化したら、コロナ前にGoogle「タイ SIM」で検索したら1位だった以下の記事なんか見向きもされなくなるんだろうな。(すでにコロナで見向きされてないんだけど)

【2020年版】タイ旅行SIMは日本で買う!設定方法から実際の電波も調査!
タイのSIMカードを日本で購入し、バンコクからミャンマー国境付近まで電波を調査。アクティベーション方法から外国語で届くメッセージの意味まで分かりやすく解説。海外レンタルWiFiとの違いや配車アプリ等のおすすめ利用方法も!

特に海外旅行に定期的に行っている人なら魅力に映るはずだ。

 

オンラインプランは実店舗サポートなし

大手キャリアのオンライン専用プランは実店舗でのサポートを行わないため基本自分で解決し、問い合わせはネットから行えるリテラシーやスキルを持っている人に限定される。

完全オンラインは怖い、年に数回携帯ショップで相談しているという人はやめたほうがいいだろう。

また、オンライン専用プランは携帯メアドもない(お金払っても付けられない)、留守電も無い。キャリア決済も使えなくなるため利用キャリアのままオンラインプランに移行する場合、月額キャリア決済しているサービスは強制的に解約される模様。

現在ドコモユーザーでなく、dポイントやd払いを使うためにdアカウントを持っている人がahamoに加入すると、強制的に新たなdアカウントが発行されてしまうというややこしい問題もある。

上記を見て困るなという人はギガ数が15GBに落ちるが、実店舗のあるワイモバイルのシンプルM、UQモバイルのくりこしプランMがおすすめ。

Y!シンプルMUQ くりこしM
価格2,980円2,480円
通信容量15GB
超過時1Mbps
通信方式4G/5G4G(5Gは21年夏予定)
通話料20円/30秒
メールアドレス無料
@ymobile.ne.jp
月200円のオプション
@uqmobile.jp
留守電無料月380円のオプション
特典ヤフープレミアム無料
2回線目以降orソフトバンク光
/Air利用で1080円引き
使わなかったギガは翌月に持ち越せる
節約モードあり
auPayでUQmobile限定キャンペーンあり

ワイモバイルはUQモバイルより500円高いが、メアド、留守電が標準でついてくる。ヤフープレミアムも無料。

家族みんなでワイモバイルを持ったり光回線契約をするならワイモバイルがお得。

 

一方のUQは色々つかないかわりに2480円と安い。これだけ見ると実店舗相談が出来るかわりにpovoから5GB/月減る感じかと思われるが、UQのくりこしプランは文字通り使わなかったギガを翌月に繰り越せる。

私がまさにUQのくりこしプランMを契約しており、データ残量17.67GBと繰越のおかげで15GBを超えている。

※システムの都合上2021年4月までは10GBに5GBの無料チャージ枠での提供となっている。私は無料チャージを使っていないため、本来であれば前月分の5GBと当月分の5GB合わせ、27.62GB使える。

なので普段10GBくらいだけど、たまーに30GB使う月があるという人でも大丈夫。

  • 1月:15GB中10GB使用で5GB繰越
  • 2月:20GB中10GB使用で10GB繰越
  • 3月:25GB中10GB使用で15GB繰越
  • 4月:30GB使える!(多分2ヶ月分以上は貯まらない)

月によって変動が激しい人にもおすすめのプランだ。

UQモバイルならテザリングが実質無制限

さらに、くりこしM/Lの節約モードではデータ残量を使わず1Mbpsの通信が可能。

実際、スピードテストを行うと、出だしで50Mbpsくらいまであがり(ブースト機能)、その後急激に速度が落ちて0.5Mbps~3Mbpsくらいをウロウロしていた。

最初のブースト分も平均に加えられてしまうためダウンロード5.2Mbps、アップロード1Mbpsという結果となった。

理論値1Mbpsではなく本来100Mbps以上出る回線でわざと1Mbpsまで落とす仕様のためちゃんと1Mbps出る。なんだったら1Mbps以上出てるかもしれない。

これくらいの速度があれば普段使いで困る事は少ない。

Youtubeで初めて見る動画を再生すると自動設定(360p)で待ち時間無しで広告→本編再生された。

Amazon Musicで聞いたことない音楽を再生しても、待ち時間無しで始まった。

 

画像がいっぱい使われているサイトとかで高速スクロールしてるとちょっと読み込み遅いなと感じるくらいで、検証中本当に節約モードになってるのか不安になったくらい早い。

もはやUQモバイルのくりこしプランMって無制限プランじゃないのか?って思う。

 

さらに、UQモバイルはテザリングが追加費用無しで使える。

なので、WiFi版iPadやPCを外に持ち出した際に節約モードにしてテザリングすればデータ残量を気にせず使い放題という事だ。

低電力で使えるBluetoothテザリングであればそもそも1.5Mbps程度しか出ないので節約モードとの相性が良い。メールやSlackをチェックする程度であればまったく問題ない。

ワイモバイルもテザリングあるけどデータ消費しなオプションがないのでここは完全にUQが上だ。

 

格安SIMも対抗するが

上記はIIJが大手のオンラインプランに対抗してきたプランだ。

通話無料無しの20GBで1,880円と600円程度安い。安いけど、IIJの3月1日時点での速度はこれだ。

月3000円変わるなら考えるが、月600円で快適差が段違いとあれば率先して選ぶほどでもないだろう。

 

20GB~30GBの人

毎月20GB~30GB使う人はahamoを契約して月末は1Mbpsの速度制限で我慢するか(1GB追加に500円かかるので10GB追加すると5000円もかかり現実的ではない)

むちゃくちゃデータ通信する日が決まっているならpovoで契約して、24時間200円の「データ使い放題24時間」をトッピング追加するのも良いだろう。

 

また、25GBまで使えるワイモバイルのシンプルL、UQモバイルのくりこしプランLも候補となる。

Y!シンプルLUQ くりこしL
価格3,780円3,480円
通信容量25GB
超過時1Mbps
通信方式4G/5G4G(5Gは21年夏予定)
通話料20円/30秒
メールアドレス無料
@ymobile.ne.jp
月200円のオプション
@uqmobile.jp
留守電無料月380円のオプション
特典ヤフープレミアム無料
2回線目以降orソフトバンク光
/Air利用で1080円引き
使わなかったギガは翌月に持ち越せる
節約モードあり
auPayでUQmobile限定キャンペーンあり

プランSとMはワイモバイルとUQで500円違ったが、プランLだと300円差となる。

メアドや留守電、ヤフープレミアムに魅力を感じるならお得だ。

UQは使わなかったギガを翌月に繰り越せるので概ね20GB程度だけどたまに30GBを超える月もあるという人におすすめだ。

ただ、つねに超高速通信じゃなくてもいいって人なら【~20GBの人】で書いたUQのくりこしプランMで節約モードを活用するで十分かもしれない。

 

30GB以上の人

毎月コンスタントに30GB以上使う人は大手キャリアが従来から提供している無制限プランしかなさそう。

  • ドコモの5Gギガホ プレミアは無制限で6,650円
  • ソフトバンクのメリハリ無制限が6,580円
  • auのデータMAX 5Gが8,650円

 

現時点でauの高さが目立つがおそらくauも6000円代に対抗値下げせざるをえないだろう。

 

私自身がコロナ前で10GBあれば問題ない。ホワイトプランの7GB運用だったため気持ち外での動画等の視聴はやめて節約していたので、気にしなくなったとしても20GBあればまぁ十分。

なので正直モバイル回線を30GB以上使う生活がイメージしにくいのだが、自宅にWiFi無いけどTik tokやLINEのビデオ通話とかしまくるから絶対50GB必要!とかって人はむしろ自宅にWiFi引いた方がQoL上がらね?と思うが、どうしてもモバイル回線だけで行きたい人もいるしノマドワーカー的な人でテザリングもしまくるならアリなんだろうな。

3000円プランがもてはやされる中、2倍以上の価格なので高く感じるが50GB使う事を前提にギガ単位で見ると高くはない。

そもそもahamoは500円/GB。もし50GB使いたくて30GB増量したら追加で1.5万円かかるわけだ。

UQモバイルだと500円/500MBなので30GB足すと3万円。

 

強いて言うならむちゃくちゃギガを使う日が決まっていて、例えば毎週火曜だけむっちゃ通信するという場合は、povoの24時間200円の「データ使い放題24時間」を使えば月5回、1000円の追加で済み、3480円に収まるため検討の余地ありだ。(毎回オプション申し込みするの忘れそうだけど)

 

注意点・個別ケースを考える

ここまで、基本的にプランだけを比較してお伝えしたが、実際は「家族割」とか「光セット割」的なのを使っていてキャリアを変えると不具合が出るケースもあるだろう。

そういった個別ケースを考えていこう。

 

Androidユーザー

Androidユーザーは対応バンド(周波数)に注意しよう。

特にau(UQモバイル含む)は世界的に見てあまり使われていないバンドが多く、機種によってはauのバンドは対象外だというのもありえる。

実際、複数のバンドを使って電波を送るためまったく使えない事はないだろうが、本来3つのバンドが使えるエリアなのに、手持ちのアンドロイドがその中の1つしか対応していないとなると穴が多く不安定になる。

iPhoneは異様に対応バンドが多いため問題ない。

 

3G回線が必要な人(そもそも3Gって?)

大手キャリアのオンライン専用プラン及び、ワイモバイル、UQモバイルは3G回線が使えない。

3GのGはジェネレーション(世代)という意味で、第3世代の通信方式。

現在は1つ上の世代である4G(LTE)が主流で、最近よく聞く「5G」というのが次世代の通信規格。

たいていスマホ上部の電波📶の近くに表示されている。

世代があがると通信効率がよくなり速度が早くなる。

利用出来る電波には限りがあるため3Gで使っている周波数はどんどん今の世代での利用に置き換えられており、auは2022年3月、ソフトバンクは2024年1月、ドコモは2026年3月に完全停波を予定している。

しかし今でも山や川など地方・田舎に行くと3G回線しか使えない地域は存在する。

理論上3G回線は、下り最大42Mbps、上り最大5.8Mbpsなので、ちゃんと電波が入れば使えるがそもそも4Gエリア外という事はかなりの辺境の地と言え、ギリ3Gを受信しているレベルだと通話はともかく、昨今のインターネットを介したコンテンツの通信するには厳しいだろう。

というわけでもはや3Gに固執しても仕方がないが、明らかに自分の生活圏が4Gエリア外で3Gが使える事が前提になるとドコモかソフトバンクの従来プランか、格安SIMのドコモネットワークを使う事となる。

auの3G回線は規格争いで負けたcdmaであり、現時点で今のスマホで使えない。(ガラケーとiPhone4とか超古い3Gスマホのために存在する)逆に昔の資産である3Gが使えず4Gエリアで戦うしかないauは他社より4Gエリア拡充を頑張っているといえるので一概に不利とは言えないのでドコモで3Gしか使えないからという人はむしろauを試してみるべきだろう。

格安SIMは速度は遅いがエリアは大手キャリアと変わらない。

3G回線が使え、安さを求めるなら21年4月からはじまるIIJ mioのギガプラン等を検討しよう。

IIJ mioはドコモ網のタイプDと、au網のタイプAがあるが、3Gを使いたいならタイプDを選択しよう。

【タイプDの場合】NTTドコモのLTE/3G網に対応したSIMカードを提供します。

 

auの家族割プラス利用者はpovoが良さげ

現時点でauの家族割プラスを使っていて3GB~20GB程度の通信量の人はpovoがおすすめだ。

発表当時は家族が契約しているau回線数で割引が受けられる「家族割プラス」にpovo回線は含まれない仕様だったが、21年2月25日の発表で2021年夏までにpovoを契約したユーザーも“家族”としてカウントする方針となったからだ。

ただし、povo回線の割引はなく、ほかの従来のau回線が割り引かれる。

auはケーブルテレビ会社と提携しておりネットも電話もケーブルテレビなので変えるの面倒という場合はあり。

 

法人契約(1台)でおすすめは?

オンライン専用プランは21年3月1日時点で個人契約しか出来ないようだ。

1台だけ法人契約したい場合におすすめなのはUQモバイルだ。

法人契約だと、ソフトバンク・Yモバイルユーザーのヤフーショッピングで還元率が上がる、とかドコモユーザー限定Amazonでd払いでお得!的なものは軒並み対象外となる。

もちろん光回線セット割、でんき・ガス割引等もない。

だったら極力シンプルに安いプランが良いわけでそうなってくると圧倒的にUQモバイルがおすすめとなる。

UQ(au)だと4G/LTEしか使えないのが微妙かなと思っていたがそもそも最近の新プランを選ぶとどのキャリア選んでも3G回線は使えなくなっている。

実際私も法人契約で21年2月28日にソフトバンクのホワイトプランからUQモバイルのくりこしプランMに乗り換えた。

UQ mobileは日割り請求なのにデータ容量はフルでくれるので、2月は100円以下で10GB(+5GBチャージ権)くれて、翌月に9GB持ち越す事が出来た。

さらに契約した家電量販店ではSIMだけのMNPで22,000円分の商品をくれるキャンペーンを実施していて事務手数料3300円もそこから捻出可能でなんか冗談かと思うくらいお得だった。(ただ、どの商品もネットで買うよりかなり割高なので買うものに困ったけど)

なお、備忘録で書いておくが、ソフトバンクのMNP転出番号は法人でも電話で即日取得可能。

UQモバイルの法人契約には登記簿謄本or印鑑証明と、申込書に法人印を押す必要がある上、来店者の身分証明書、名刺or社員証が必要となる。

 

キャリアメール(携帯メアド)は絶対必要

例えば幼稚園や保育園の連絡網として携帯メールアドレス登録が必須とか、特に親世代だと友人にガラケーがいて携帯メアド以外の受信を拒否しているため絶対に携帯メアドが必要という人は少なからずいるものだ。

21年3月1日時点では大手キャリアのオンライン専用プラン、楽天モバイル、格安SIMは携帯メールアドレスを提供していない。

格安SIMの一部は独自の携帯メアド風アドレスを提供している事があるが、例えば携帯アドレス以外拒否しているケースでは格安SIMの携帯メアドは携帯メアド扱いとなっておらず届かない。

まだ楽天モバイルがドコモの電波を借りたNVNOだった時代、@rakuten.jp というキャリアメールを作ったが、以下のような注意書きがある。

※今のMNOとしての楽天モバイルでキャリアメールは提供されていない

実際ドコモの「迷惑メール対策」を見てみると

UQモバイルはauの欄に入っている。

一般的にキャリアメールと認識されるのは、現在では以下くらいだ。

  • ドコモの @docomo.ne.jp
  • auの @ezweb.ne.jp
  • ソフトバンクの @softbank.ne.jp @i.softbank.jp
  • ワイモバイルの @ymobile.ne.jp
  • UQモバイルの @uqmobile.jp

 

@rakuten.jpは楽天としてはキャリアメールだが、ドコモから見るとPCメール扱い。

こうなってくるとおすすめになるのは追加費用無しで携帯メアドが付いてくるワイモバイルが優秀だろう。

実際、私は母親の携帯キャリアをワイモバイルにしている。

親の携帯はワイモバイル・iPhoneがベストアンサー
...

上記は「スマホプランS」という古い契約プランで、2年縛り、強制10分かけほ(でも母は欲しがっている機能)、2GB(2年間は1GBを追加してくれる)、速度制限128kbpsで3年目からは3,220円となるので更新月にプ%

コメント

  1. no name より:

    いつも有用な情報を書いていただき助かります。

    私も現在、法人契約でソフトバンクのホワイトプランを契約しているのですが、今回UQに乗り換えたメリットはどんなものがあったのでしょうか?
    契約台数の兼ね合いもあると思いますが、私の場合UQのくりこしプランMよりソフトバンクの現在のプランの方が月額が少し安く、また無料通話も付いているのですが、SIMカードの問題からソフトバンクのandroid縛りがあることが最大のデメリットだと感じています。
    実際にはいつになるか分かりませんが、ソフトバンクとしてもSIMカードの問題は今後統一する方向で検討していると言うことらしいですが、UQにメリットが多いようであれば私もMNPを考えたいと思い聞いてみました。

    • KeisukeN より:

      コメントありがとうございます。
      私の場合は、ホワイトプラン、パケットし放題フラットfor 4G LTE、S!ベーシックパック(i)で毎月6,500円ほどかかっていました。
      2019年1月に契約そのまま月々割でiPhone XSに機種変し2年間使ったので割引もなくコロナ前だと月10GB弱使っていたため7GBしか使えないホワイトプランからUQに乗り換えない理由がありませんでした。
      また、私の場合は1台のみなので個人プランと同じ価格になる上、ヤフーショッピング等の特典は法人名義のため使えませんでした。(貯まったポイントは料金値引きにのみ利用可能)

      コメント主さんのように複数台で法人契約だと全体のギガ数によっては安いかもしれないですね。
      記載の通り、ソフトバンクだとSIMがiPhone/Androidで入れ替えられないし、様々な個人向け特典が受けられないし(これはドコモ等も同じですが)、オンラインプランは法人不可だし、15GBもあれば十分、繰越があるため単月で使いすぎても安心で割り切って価格を下げているUQが一番だと思いました。(UQも法人契約ではauPayとのID紐付け等出来ないので例えば今やってるUQ会員限定auPayでユニクロ割引等は使えません)
      複数台であれば全回線700円割引になるワイモバイル法人契約が良いかと思いますし、結構な台数であればソフトバンクのボリュームディスカウントで契約を続けた方が得かもしれません。

      • no name より:

        ご返信ありがとうございます。
        そういった経緯でしたか。それだと確かにUQに乗り換えちゃいますね。

        ワイモバイルの法人契約だと全回線700円割引になるのですね。n101だとSIMと機種の制限もないし、最近始まった新プランが契約できるとなると、月額も安く抑えられそうなので、機種を変更したい場合などは考えてもいいですね。
        色々と補足情報も参考になりました、ありがとうございます。