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超薄型財布Tenuis3を購入。NoteSleeveからの乗換先としてレビュー

家電
この記事は約10分で読めます。

ここ2~3年でスマホ決済が一気に普及したおかげで現金を使う頻度がものすごく減った。

世の中的にもたくさんお金やカードが入る長財布が売れなくなっているらしい。

私はミニマリストでは無いし、どちらかというとストックが無いと不安になるタイプなのだが、かといって出かける際に使うか分からないものでパンパンの重たいバッグを持ち歩きたくないタイプ。

すべてのモノを最小限でコンパクトに持ち歩きたい。

財布やスマホは必要な時にさっと取り出したいのでポケットに入れたい。

また、学生時代に2つ折り財布を後ろポケットに入れてたせいでキャッシュカードの端が割れて以降財布は右前のポケットに入れるようになった。

ポケットが膨らんでいるとダサい。ポケットが極力膨らまないように10年以上薄い財布を求め続けている。

その究極回答の一つが今回紹介するTenuis3だ。

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↓本編スタート↓

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Tenuis3とは

なんでこんな覚えにくい名前にしたのか気になって逆に覚えてしまう Tenuis3(テニュイス3)は、何も入れていない状態で薄さ6mmで、カード7枚、小銭もたっぷり入れられる2つ折り財布だ。

クラウドファンディングで4,400万円集めたミニマリスト的ウォレットだ。

 

今までの薄い財布との違い

昨今話題のミニマリスト財布はたしかに小さいけど色々と犠牲にする。

犠牲の代表格が小銭入れを諦めて札入れを持つというのがあるのだが、1ドル札のあるアメリカならともかく日本でそれは厳しい。

まだまだ電子マネーやカードに対応していない自販機やラーメン屋や銭湯等があるからだ。下手したら札は1000円しか入らないとか、1000円も入らない券売機とかもある。

オーケースーパーだと100円入れないとカートが使えない。

散歩中見つけた神社でお参りしていくかとなった時にさすがに1000円は入れられない。小銭欲しい!

だから、大体札入れの他に小さい小銭入れを持っています!とか言ってるミニマリストいるけど本末転倒じゃない?

 

使いやすさは通常の財布と変わらずもちろん小銭も入る。だけど薄いというのが大事だ。

小銭も入る薄い財布といえば、abrAsusの薄い財布が代表で派生商品も出ているが、カードホルダーと小銭部分が重ならないようにするアプローチが主流だった。

ただ、この作りだとカードは取り出しやすいとはいえず、また定量入れないと落ちるし定量以上いれられないという問題があった。

Tenuis3に出会うまで、私が出した答えはベルロイのNoteSleeveだった。

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Notesleeveでも膨らみが気になっていたが他にベストが無く1度買い替えて結局4年ほど使った。

 

Tenuis3が薄さを実現するのに採用したのはカード2列配置

2列配置自体も、以前からあって興味があった。

例えば、「カードをたくさん入れてもさらに薄い財布」なんかがそうだ。

確かに比較的薄いのだが、耐久性をもたせるため革がしっかりしすぎていてマチも余裕をもたせておりカードホルダーって感じ。

パスポートケースのようでポケットに入れると薄さはクリアしても大きさが気になるだろう。

 

そんな中、Tenuis3は、2列配列かつ、ギリギリサイズで作っているのが魅力だ。

クレジットカードは横85.60mm x 縦53.98mmだが、Tenuis3は、横90mm × 縦110mmと、カード2枚並べた大きさから縦横2~3ミリ程度大きいだけだ。

内側は柔らかいゴートレザーを使う事で薄型化し、外側にヨットの帆に使われる帆布(キャンバス)を使用する事で薄くても耐久性を高めている。

 

薄いのに収納力の高さが魅力

小銭入れはカードと反対側にあり、お札も入る。

カード2枚分の大きさあると薄いかもしれないがデカいんじゃないか?と不安になるかもしれない。

長年使ったベルロイのNotesleeveから同じ形状のクローンに買い替えて多少の厚みはあるも一応満足していたが、Tenuis3を知り、気になりすぎるので購入した。

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Tenuis3レビュー

もうリリースから結構経つので写真掲載も今更感あるが、イケてるブログだと無印的なデスクに置いていい感じでライト当てて絶妙な角度で写真撮るのでリアルが分かりにくい。

ケース研名物生活感あふれる環境で撮影していこう。

初代iPhoneSEと比較。

こうやって見ると縦はスマホより断然短い事がわかる。

幅は1.5倍くらい。

現在使っているBellroyのノートスリーブクローンとも比較。

流石にNotesleeveよりは大きいが思っていたほどではない。ポケットに入れても問題なさそうだ。

というか、比較が小型財布だから大きく見えるだけで、100均で買った普通サイズの財布と比べるとむしろ小さい事がわかる。

 

 

財布の布に入った細かい線が気になるが、ドライヤーをあてると塗ってある蝋が溶けて消えるそう。

今まで皮財布を使ってきたので高級感という意味ではあんまり感じない。

 

一方の内側はヤギの皮が使われていてなかなか高級感がある。

全面この皮にすれば良さそうだがそれだと耐久性がなさすぎるんだろうな。

ちなみにこの写真撮影した時点で気づいてないが上下逆だった。(下側に札入れがある)

小銭入れ部分。ジップにはFRUHという薄型財布にも使われているYKKの小型ファスナーを採用。

 

札入れはこちら。札入れの存在はもちろん知っていたが、どちらが上か気づかなかったくらい革が薄い。

左側にSuica等を入れるカード収納、右側に鍵を入れられる専用スペースがある。こんなに薄いのにたくさん収納スペースがあるのが良い。

収納してみた

まずはカード。公証1つのカードスロットに3枚のクレジットカードを収納可能だ。

実際入れてみると3枚はまったく問題なくスムーズに取り出せる。伸びるからやらないが4枚でもいけそう。

3枚をづつ奥まで入れ込んだ。abrAsusはカードホルダーにギチギチになる枚数入れておかないと端からこぼれる問題があるのだが、Tenuis3は真ん中で固定されるためカードを落とす心配が無い。

ただ、3枚だと真ん中が取り出しにくい。

私の場合は上段にクレジットカード2枚、下段に免許証と保険証を入れている。

これであれば手前も奥もさっと取り出すことが出来るからだ。

クレジットカードサイズギリギリで作られているため残念ながらQUOカードは入らない。

札入れ部分に入れておこう。

 

さらに札入れ側に定期を入れた。

定期といってもコロナ以降私の会社は出社毎に実費清算に切り替わったためかつて定期だった面影の残る汚いPasmoを入れている。

JREポイントとメトロポイントを集めるためにJRはモバイルSuica、東京メトロはPasmoにしているけど昔ほど出社することがなくなって大したポイントにもならないしApplePayで統一しようか検討中。

ところでカードが2列のおかげでそこを左手で掴むと札入れが開きやすくなっているのがおわかりになるだろうか?

何も入っていない状態の時に札入れの内側が薄い上段差が無いので使いにくそうだなと思ったのだがカードを入れるとその問題が解決されたのに驚いた。

続いて、キーケースに鍵を収納。

私の自宅の鍵は元々上記のような持ちて部分が太いタイプなのだが、分解して使っている。

鍵に付いている緑と赤のリボンにはオートロック解錠用ICチップが入っている。

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さらにお札を入れてみる。

多くの小型財布が1万円札ギリギリ入る大きさで作られているが、Tenuis3はクレジットカード2枚をベースに作っているため余裕がある。

特に縦は深すぎるのでいままでのクセでしっかり奥まで入れようとしてしまうが適度なところまでにしておかないと取り出しにくい。

 

小銭入れは中に簡易間仕切りがあって、少し立てる事で小銭が動かず偏らない工夫がされている。

100円玉8枚くらいなら重ねず入れられそう。


アブラサスやHITOE等のような上記収納方法も良いがこちらも思っていた以上に薄くていい。

この状態で厚みをチェック。

何も入れていないNotesleeve(偽物)と変わらない厚みだ。

薄い分、鍵のところでの厚みが目立つ。

こう見るともう少し薄く出来そうじゃない?

ちなみにTenuis3は「3」と付くだけあって、3作目なのだが、過去のモデルではタイペックという紙のような素材を使う事で薄型化していた。

しかし、タイペックは時間が経つと劣化が激しく、1年、2年も経つとボロボロになっているようだ。

SOLAHANPUのTenuisを買いました

 

外に出てみる

タッチ決済も問題なく出来た。

さらに会社の入館証も重ねて入れているのだが、交通系ICとは違うNFCを採用しているため、アンチコリジョンがはたらいて問題なくゲートが空いた。

 

小銭はまったくないと現金しか使えない時に困るけど、基本的には邪魔なので100円玉x2、50円玉x1入れておいた。

これで困る事ないだろう。

 

と思っていたら、100均でさっそく洗礼を受けた。

有人レジは現金のみだがセルフレジだと交通系電子マネーが使える100均に行った際、なんとセルフレジが使えない状況!

こっちは3つ買おうとしていたのに!!!

結局小銭を大量に受け取るハメに。

 

しかも菜箸だと思って買った売ってた中で一番長い箸、自宅に帰って比べたら全然長さ足りず使えないし!

これ買わなけりゃ小銭足りたのにな・・・。

 

でも大丈夫!まず、セリアは雑貨なら未使用品は1ヶ月間返品・交換可能!すんません。脱線しました。

 

言いたいのはミニマリズムを追求するなら小銭は極力持ちたくないのだがとはいえ0には出来ないし、同僚の昼飯代立替とかで一時的に小銭だらけになって困ることがあるが、Tenuis3は小銭むちゃくちゃ入る!!

しかもたいして膨らまない。

これだけ入ってんのよ。

まとめ

Tenuis3は普通の2つ折りサイズの大きさでカード8枚、名刺2枚、家の鍵1つ、100円玉3枚、紙幣3枚入れた状態で一番分厚い部分で1.5cm程度というとんでもない薄さの財布だ。

 

外側が帆布のためカジュアル感が強くなってしまうのが残念だがカードはある程度持ち歩きたい、という人にとっては、ジャケットの内ポケットやズボンのポケットに厚みを抑えて持ち歩ける最高の財布だと思う。

 

 

タイトな作りのユニクロのヒートテックスリムフィットジーンズに入れてみたらこんな感じ。

 

 

また、私が買ったのがグレーだが、ブラックやネイビーといった濃い色であればビジネスにももう少し合うかもしれない。

 

Tenuis3のクラウドファンディングは終わったが、公式サイトより9,800円で購入可能だ。

Attention Required! | Cloudflare

Amazonでも取り扱いがあった形跡はあるが執筆時点で品切れ中。

ポケットの膨らまないスリム財布だけど、カードも小銭もそこそこ持ち歩きたいという人に物凄くおすすめだ。

※2021年4月に外側もレザーのTenuis3 Leather TLがクラウドファンディングサイト、キャンプファイヤーで支援募集開始。かなり大人っぽい印象となった。
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半年以上使って、マジこれ以外の財布は考えられないと思っている。薄さも容量も諦めない最適解だと思っている。ちなみに綿棒と爪楊枝と小さいビニール袋も入れている。

 

もう一つのオススメ財布、Bellroy NoteSleeveの記事はこちら!

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