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東海道新幹線のEX予約が変わるぞ。結局お勧めのクレカは?

旅行
この記事は約7分で読めます。

以前から何度か紹介しているJR東海の東海道新幹線予約サービス「エクスプレス予約」。

わざわざJR東海のみどりの窓口や券売機に行かなくても、ネットでいつでも割引価格で東海道新幹線のチケットが買え、発車4分前まで何回でも無料で時間変更が出来るため、年に1度でも東海道新幹線に乗るのであれば絶対に入った方が良いサービス。

意外と情報が無いのか、ケース研の中でも比較的アクセスの多い記事となっている。

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今までの結論として、電子マネーSuicaを使っているのであれば、JR東海のエクスプレスカードを作らず、VIEWカードとおサイフケータイを紐付けた、「モバイルSuicaのエクスプレス特約」を使った方がカードの枚数削減、ポイントの集約になってお勧めだという話をした。

しかし、非おサイフケータイだけど、Suicaが使えるiPhone7ユーザーは、モバイルSuicaエクスプレス特約が使えない。(VIEWカードをiPhone7に登録した時点でモバイルSuicaエクスプレス特約は自動解除される。)

ApplePayのSuicaでExpress特約が使えるようになった。

 

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結局まわりまわって(iPhone7ユーザーであれば)JR東海のエクスプレスカードを持つのが良いというのが今年の2月頃に私が出した結論だ。

2017年8/29追記:新たなサービス開始

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9月より大きく変わるエクスプレス予約

元々JR東海のエクスプレスカード、JR西日本のJ-WESTカード、もしくはVIEWカードを紐付けたモバイルSuicaエクスプレス特約のいずれかでしかエクスプレス予約が出来なかった。

その後、2012年にJRグループ以外のクレジットカードでも登録出来るプラスEXが始まったが、割引率が悪くメリットが薄かった。

人気が出なかったのであろう。今年9月より、プラスEXはエクスプレス予約に統合される。

これにより、プラスEXの年会費540円は、EX予約同等の1,080円へ値上げされる。

違いはグリーンプログラム特典のみ

お手持ちの(と、言っても一部の)クレジットカードが使える旧プラスEXと、ポイント還元率や付帯機能のショボさから東海道新幹線予約専用クレカにせざるをえない旧EX予約が統合されると、EX予約のメリットはなんなのかとなるが、グリーンプログラム特典のみのようだ。


グリーンプログラム特典とは
グリーンプログラムは、エクスプレス予約で乗車すると、利用区間に応じて、登録不要で自動的にポイントが貯まる、便利でおトクなプログラムです。
ポイントを貯めると、普通車指定席のおねだんでグリーン車が利用できます。(グリーン特典・席数限定) 

IC早得とこの特典を組み合わせると大変お得なので1年半のポイント有効期限の間に6回往復(東京-大阪間の場合)し、かつ特典を使ったチケットを購入出来る(=1年半に7往復)のであればJR東海のエクスプレスカードを使うべきだ。

そしたらお盆で指定席いっぱい!自由席のやつらが出入り口に溢れている!って時でもこんな快適空間で移動が出来る。

これはグリーンプログラム X IC早得 X ひかり乗車 という高度な裏技で実現出来る。
詳しくは以下の記事で。

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逆を言うと、内勤で出張の無い人でこれだけの回数をプライベートで乗るのは難しいのであれば、作る必要は無い。
自身の持つカードがこの中に含まれているのであれば9月以降そのカードを使った方が良いだろう。

だけど、エクスプレスカードを作ろうと思う

今まで言ってきた事と矛盾するが、私はエクスプレスカードを作る。
今の仕事では出張は滅多にないのでグリーンプログラム特典のポイントは失効する可能性が高いのだが、最近エクスプレスカードに別の魅力を見つけたからだ。

18年3月更新

ApplePayがエクスプレス予約対応したので結局作らなかった

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セディナは海外キャッシングがお得!

エクスプレスカードを発行しているのはJR東海だが、実務を担当しているのはセディナである。
ダイエーの関係値も無くなり、親会社であり、ブランド力のある三井住友カードとのシナジーも埋めているといい難いカード会社だが、国内随一の魅力を持つカード会社でもある。

それは、セディナカードは他社と違いキャッシング手数料がほぼかからないという事だ。

細かくは別記事で書くが、海外に行く際、一番お得に現地通貨を手に入れる方法はクレジットカードの海外キャッシングだ。

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キャッシングは日本の法律により事務手数料を取る事が許されないため結果として、現金両替や、国際キャッシュカードで出金するよりお得に現金が手に入るのだ。

もう一度言おう。両替より安いのが海外キャッシングだ。

もちろん年利18%という暴利なキャッシング手数料は取られるのだが、あくまでも「年利」である。

クレジットカードでのキャッシングは翌月の引き落としで精算されるので、18÷12ヶ月の1.5%程度となる。10万借りて1500円の手数料だ。

現金両替で一番手数料の安い米ドルでも、2.8円/ドル。10万円を1ドル110円で両替すると2550円ほどかかる。
空港や街の両替所だとさらにレートに上乗せされていたりする。
マイナーな通貨になればなるほど手数料は上がる事を考えると必要な分だけ全世界のATMから引き出せる海外キャッシングの魅力を理解出来るだろう。

さらに、セディナは2日程度で利用履歴に反映+Pay-easy(ペイジー)というサービスを使う事で繰り上げ返済可能なため10万円を10日後にネットバンキングで返済すれば先程の1500円の手数料が500円になる。

キャッシングってまさに借金でありリボ払いと並んで絶対使ってはいけない機能だと思っている人もいると思うが、海外に至っては、率先して使うべきサービスだ。

とは言え、普段使わないカードは紛失・盗難しても気づくまで時間がかかる。年に何回も行くわけではない海外旅行のために、専用でセディナカードを持つのもどうかと思う。

そこで、エクスプレスカードの出番だ。

基本は帰省や国内旅行で東海道新幹線を予約するために使い、海外旅行の際もキャッシング用に持っていく事をお勧めする。

国際ブランドはMasterCardを選択

海外キャッシングは事務手数料がかからないと書いたが、では、元となるレートは何を使うかというと、VISAならVISA、MasterCardならMasterCardが定めるレートを使う。

実はMasterCardが一番レートが良い。

とは言え0.01円為替が動けば消えてしまう程度の誤差なのでそこまで気にしなくて良い。

では何故マスターが良いかというと、手元にあるカードを見てもらった時に、持っているカードはVISAとJCBが多くないだろうか?

あくまでクレジットカードマニアの私の感覚値だが、日本では使える場所に差はないものの、カード発行という意味では圧倒的にVISAとJCBだと思う。

一方、海外ではVISAとMasterCardが強い。

滅多にないが、VISAが使えなかった時のためにマスターカードを1枚は持っておいた方が良いというのが大きな理由と、セディナの次にお勧めの海外キャッシングカードがエポスカードであり、エポスカードはVISAしか無いからだ。

そのあたりの詳しい話も別記事で書くが、特にこだわりがないのであればマスターカードで作っておいて問題ない。

18年11月更新

今はApplePayがエクスプレス予約対応したのでおすすめはVIEWカード。GooglePayは18年11月時点でまだ対応していないが、おサイフケータイでは対応している。

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コメント

  1. シュンペーター より:

    ApplePayについての記事、すでに書かれていましたね。
    失礼しました(汗)

    • Keisuke.N より:

      シュンペーター様
      コメントいただいている事に気づかずずいぶん経ってしまい失礼しました。
      ApplePayでEX予約はかなりありがたいですね。私は正月休み用に年末に申し込みましたが会員証が届くまでに席が売り切れそうだったので結局定価で買うというアホな事をしてしまい、まだ使えていません。
      また使ったらレビュー書きますね。いつも見てくださりありがとうございます!

  2. シュンペーター より:

    とても参考になる記事をありがとうございます。
    さっそくエクスプレスカード(当然MasterCard!)を申し込みました。
    国内旅行だけでなく海外旅行でも役立つメリットは大きいです。

    ところで2017/10/23より「Apple PayのSuicaもEX予約専用ICカードとして利用可」とアナウンスがありました。
    これでまたiPhoneユーザへのお勧めプランが変わってくるかもしれませんね!
    iPhone6s + AppleWatchユーザの私は記事が更新されるのを楽しみにしています(^^)