スマホやタブレットでテレビが見られるNasne。
元々SONY(SIE)が開発、販売していたが2019年に終了。
その後2021年にバッファローが生産・販売を引き継いで現在に至る。
今やTVerなどのネット配信サービスがあるのでかつての利便性はないが、それでもテレビのない書斎や風呂にスマホを持ち込めばテレビが見られるためまだ現役で使っているという人も多いのではないだろうか。
Nasneを使っていて残念だと思う事が2つある。
HDMIと無線LANが搭載されていない事だ。
HDMIがあればテレビの線である同軸ケーブルをつなぐアンテナ端子が無い部屋でもテレビを設置する事が出来る。
無線LANがあれば、アンテナ端子はあるけど有線LANが無い部屋でもNasneを設置出来る。
実は2000円もかからずNasneを無線LAN化出来る方法があるのでお伝えしよう。
※なお、SIE製Nasneは2024年7月25日でのアフターサービス終了と、’27年7月末以降ほぼすべてのサービスが使えなくなる事が発表されたので、書いている時点で後2年の命である。
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↓本編スタート↓
テレビコンセントとLANが近くにあるとは限らない
Nasneは何故か無線対応しておらず有線LAN接続が必要だが、テレビコンセントも接続するため両方が近くにまとまってない場合、長いケーブルを這わせる必要がある。
上記写真は「LAN配線方式」という2000年代に建てられたマンションでたまに見る光回線方式で、各部屋にもLANを直刺し出来るコンセントがある事が多いが、そうでない場合は無線LANルーター(WiFiルーター)にある有線LAN端子につなぐ事になる。
テレビコンセントはたいてい各部屋に1箇所あるだろうが、WiFiを設置設置出来るのは宅内に一箇所しかないであろう光コンセントの近くに限られる。
我が家の場合、光コンセントがLDKのアイランドキッチンの壁の中にあり、テレビコンセントはリビングの端にあり遠くケーブルつなごうとすると5mでは足りないだろうし、見た目もよくなく諦めた。
無線LAN中継機を使えば一瞬で解決
LANケーブルで接続できればいいので、その途中が無線でも問題だろう事から、Amazonで2000円程度で売られている無線LAN中継機「TL-WA850RE」を購入した。
TL-WA850REは2.4GHzのみ対応の11n/g/bで最大300Mbpsと今となっては力不足のスペックだが、
有線LANポート規格は最高100Mbpsである100BASE-T。
上位モデルでWi-Fi 5やメッシュWiFiに対応するRE330も有線LANは100BASE-Tであり今回の用途では変わらないため一番安いモデルを選んだ。
接続方法
接続はむちゃくちゃ簡単で、Nasne設置したい場所近くのコンセントにTL-WA850REを挿す。(自宅の無線LAN圏内である事前提)
電波が届いて排熱さえ気をつければ良いので私はテレビ横サイドボードの裏に入れた。
PowerLEDが点灯するまで30秒程度待って、無線LANルーターのWPSボタンを押す。
TL-WA850REのPowerLEDの内側にある唯一のボタンを1秒程度長押しする。
PowerLEDのまわりがWi-Fi強度を表すので安定して光っているのを確認する。
これで中継機としての機能が使えるようになった。
続いて同軸ケーブルを繋いだNasneとLANケーブルで接続する。
100Mbpsまで出ればいいのでCat5以上のケーブルがあればいい。
買うなら金額的に大差ないのでわざわざ転送速度の遅いものを買わず短めのCat6ケーブル購入をおすすめする。
以上でNasneが使えるようになるはずだ。
Nasneは便利
テレビがリビングに1台しかないので、子供がいるとほぼチャンネル権がなくずいぶん遠ざかっていた。
ネットでもニュースは見られるが、タイトルを見て自分の興味のあるものしか見ないので偏ってしまう。
私は在宅ワークが多いので、デスクで昼食を食べつつメールやSlackをチェックしつつiPadでニュースを見るといった事が出来るようになった。
また、子供を寝かした後タブレットでNasneで録画したバラエティを見るという事も出来るようになった。
テレビがオワコンと言われて久しいがまだまだおもしろいものもある。
Nasneを持っているけど設置が面倒で使ってない人は今一度活用してみてはどうだろうか。
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