スマホ決済が一般化して、近所の買い物くらいなら財布を持たずともなんとかなる世の中。
しかしそういう時に限って現金が必要になるから腹立たしい。
しかしその悩みももはや過去のものになりそうだ。
スマホ操作でATM出金出来るサービスが増えている!
2017年3月、三菱UFJ銀行とauの合弁会社であるじぶん銀行が、日本初のスマホでATM出金可能な「スマホATM」を開始。当初はセブン銀行ATMだけだったが、KDDIがローソンに出資したのをきっかけにローソンATMでも出金出来るようになっている。
スマホATM手数料は、預け入れ額等によるステージによっては無料で利用可能となっている。
便利なサービスだし、単純に財布からカードを1枚減らせるなと思ったが、auユーザーではなく、三菱UFJ銀行口座を持つ私はこれのためだけに後発のネット銀行口座を作ることはなかった。
住信SBIネット銀行もスマホから入出金に対応!
2020年10月29日、ネット銀行大手の住信SBIネット銀行が、キャッシュカードレスでATM入出金可能な「アプリでATM」を開始した。
私はSBI証券も使うヘビーユーザーなので非常にありがたい。というわけで実際に利用してみた。
なお、利用にはSBIネット銀行のアプリが必要となる。
セブンATMで出金してみた
アプリを立ち上げると「アプリでATM」というボタンがあるのでタップし、次の画面で「お引き出し」を選ぼう。
今回は実験なので1,000円を引き出す。
するとQRコード読み取り画面になる。
いつも最初にキャッシュカードを入れていたので気づかなかったが、ATMの画面を見ると「スマートフォンでの取引」とあるのでタッチ。
特に銀行を選択せずともQRコードを読み取るように表示されるのでスマホの枠内に入れる。
読み取るとスマホに4桁の番号が出るのでATMの「次へ」をタッチ。
もし読み取れない場合は印刷も出来るようだ。私の場合カメラを向けた瞬間に読み取れたが。
次にスマホで表示された企業番号4桁を入力。
その後、キャッシュカードの暗証番号を入力。
ここからはキャッシュカード挿入時と同じ画面となる。
金額に間違いがないかの確認後
明細の要・不要を選択すると
お金が出てくる。
私は撮影しながらなので少し時間がかかったが、初めてでも1分以内にお金を受け取ることが出来るだろう。
ローソンATMでも同じことが出来るため、おそらくじぶん銀行のスマホATMと同じ仕組みの模様。
今後この仕組を使って他の銀行口座でも入出金出来るようになるだろう。
LINEPayとd払い残高もATM出金可能
実はスマホ決済サービスLINEPayとd払いも残高をATMで出金することが出来る。
しかし手数料が220円/回 かかる上、銀行口座から入金した分のみ出金出来る。
LINE Payボーナスなど利用によるポイント的についたインセンティブは出金出来ない。
LINEPayやd払いの残高に数万円入れている人は少ないだろう。特にd払いは事前チャージせずとも登録したクレジットカードから利用出来るためなおさらだ。
出先で財布を紛失したり盗難にあい、とりあえず現金が必要となった時には助かるので覚えておいて損はない事ではあるが銀行口座の代わりに日常使いするのは現実的でない。
あとがき
そもそもコロナで外出しなくなり、たいていクレカかスマホ決済でなんとかなるので銀行ATMも滅多に使わないのだが、流石にキャッシュカードを財布から抜く選択肢はなかった。(昔は2社の銀行キャッシュカード持ってたけど1枚にしていた)
ミニマリスト的財布(アブラサスの薄い財布やベルロイのNoteSleeve等)を使っている人なら、カード1枚でも減らしたいと思うのでこれは便利。
私も今回のアップデートを受けてついにキャッシュカードを持たなくなった。
こうなるとコンビニだらけの首都圏に住んでいるなら財布ナシで、iPhoneの背面に1枚クレカ入れときゃなんとかなりそうだな。
コメント
現金使う機会が減ってATM使うことなくなりましたよね。
私もsbi銀行ユーザーなのでスマホでお金を引き出せるようになったの嬉しいです。
このブログ、幅広くオリジナリティーがあっていろんな記事あるので気づくと1時間くらい読んでました。
また読ませてもらいますね。