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LINEのClova deskを買ってAmazon Echo、Google Nest hubと比べてみた

自宅快適化
この記事は約15分で読めます。

1ヶ月ほど前にLINEのモニター付きスマートスピーカー「Clova Desk」を購入した。

Amazon Echo dot(第2世代)、Amazon Fire HD8 Plus(2020)、Google Nest Hubを持っている私だがこのClova deskがリビングの一等地を治める事になったのにはClova deskならではの優位性があったからだ。

Clova Deskは最近ちょくちょく安売りされており気になっている人も多いだろう。

3大スマートアシスタントを使って分かった各々の違いをClova Desk視点でお伝え、レビューしていく。

 

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スマートスピーカー、スマートディスプレイとは

スマートスピーカーとは、室内に設置したマイク内蔵スピーカーに話しかけるとAIアシスタントが回答をくれる商品。

世界的にAmazonのアレクサ、GoogleのGoogleアシスタントの2強。

2019年からはAppleからApple HomePodがリリースされiPhoneでおなじみの「Siri」が使えるようになったが安いモデルでも1万円以上するためシェアが高いとは言い難い。

いずれもアメリカ発のプロダクト・サービスだ。

そして、日本発なのがLINEのClovaだ。お披露目時点で2強に勝てるわけないだろうと思っていたし、実際苦戦している。

外観の差別化要素として、LINEのキャラクターをはじめミニオンズやドラえもん等子供に人気のキャラクターデザインのスピーカーをリリースしている。

 

このスマートスピーカー、天気やニュース、献立のレシピまで教えてくれるのだが不得意な事がある。

それが、音声情報のみで視覚情報が無い事だ。

明日の天気を聞く分には問題ないが、レシピなんて絶対ムリだろう。

シンプルな機能、例えばタイマーでも料理中だと後数分あるならその間に別の事したいとかトイレ行こうとか考えるのに残り時間が何分なのか聞かないと分からないのは意外とストレス。

 

例えばAmazon Alexaならスキルという外部企業が作ったサービスをインストールする事で出来る事が増えるのだが、「出前館」を声だけで操作して注文するなんて正気の沙汰じゃない事はご理解いただけるだろう。

というわけで、各社出来る事の幅を広げるためAmazonならAmazon Echo Show(アマゾンエコーショウ)、GoogleならGoogle Nest Hub(グーグルネストハブ)、そしてLINEはLINE Clova desk(ラインクローバデスク)という名称でディスプレイ付きモデルを販売している。

俗に「スマートディスプレイ」と言われるものだ。

 

私はGoogle Nest Hubを洗面所にフォトフレームとして設置している。

Google Nest Hub。まさに求めていた理想の"フォトフレーム"
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また、Amazo Echo Showは持っていないが、Amazonのタブレットでスマートスピーカーモードに切り替え可能なAmazon Fire HD 8 Plusを所持している。

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そして今回Line Clova deskを買い足したため、日本の主要3大AIアシスタントのディスプレイ付きモデルを所持している事になった。

LINE Clova deskを開封~初期設定

こちらが外箱。特に高級感は無いが質が悪いわけでもない。

 

 

本体と電源プラグのみ。

電源は残念ながらUSB端子ではない。

立ち上がるとまずはスマホで「LINE Clovaアプリ」をダウンロードするように促される。

LINE CLOVA

LINE CLOVA
開発元:LINE Corporation
無料
posted withアプリーチ

 

で、ここからが長い。

発売から日が経ち、何度もアップデートがあったせいか、再起動が5回以上行われた。

こっちはすぐ終わると思っていたので地面に置いて撮影のためその場を離れられず何回この起動画面見せんねんって思いながら永遠の時を過ごしていたが写真の撮影時間を見るに通電後、使えるようになるまで1時間弱かかった。

なお、「ねぇ、クローバ」がウェイクアップワード(AIに呼びかける最初の言葉)で他には変えられない。

Clova Friends Mini等は複数から選択可能で、「ねぇ」を消した「クローバ」で立ち上がるのでこっちの方が良かった。

蛇足だが、Fire HD 8 PlusをShowモード(スマートディスプレイモード)で使う際のウェイクアップワードは「アレクサ」か「アマゾン」の2択。

すでに設置しているEcho dotがアレクサなので両方反応するのがうっとおしく「アマゾン」にしたところ、妻との会話で「Amazonで売ってたで」とか言うとFire HD8 Plusが反応し「すみません、よく分かりませんでした」と返事された。

何が言いたいかと言うとなんでもシンプルなら良いというわけでは無い。例えばクローバではなく、「ねぇライン」だったとしたら、「ねぇ」は絶対取らない方がいいだろう。

しかしあまり日常で「クローバ」と言うシーンは無い。「クローバー」の話もなかなか無い。まぁトランプ好きならありえるか。その時はクラブって言ってくれ。

Amazon Echo、Google Nest Hubと比較

さて、このClova deskをガッツリ使うため、リビングに陣取っていたAmazon Echo dotの電源を抜きメインで使ってみた。

Echoの電源を落としたのはクセでウェイクアップワードの「アレクサ」を呼んでしまうからだ。

 

結論、天気やニュース等を聞く分には情報量に差は無い。また、AIの音声も女性の声で3社とも同じような声だ。(日本語の合成音声)

後は「スキル」だが、Amazon、Googleと比べると少ないものの話題のサービスであればたいていClovaも対応している。

例えばSwitchbotも対応しているので声でカーテンの空け閉めも可能。

 

スマートスピーカーを買った直後は色々試したくてスキルをインストールするが、使うのは最初だけ。スマートウォッチと同じだ。

そういう意味では各社大きな差はない。

しかしちょっとした使い勝手の良さ・悪さが実際に使ってみて見えたのでお伝えしよう

 

LINE Clova deskの魅力

Line Clova deskの魅力は以下だ。

  1. 音声リモコン対応
  2. LINE送受信・LINE電話可能
  3. AbemaTVが見られる
  4. 価格が安い!
  5. バッテリー内蔵

 

音声リモコン対応

まず、音声リモコンだが、Clova deskは赤外線送信機を内蔵しており直接テレビやエアコン、照明の操作が可能だ。

Alexaでも別売りのクラウドリモコンと同じWiFiネットワークに接続する事で声で操作出来るのだが、一度WiFiルーターを経由するため3秒くらいのラグがある。

クラウドリモコンRS-WFIREXとAmazon Echoで家に未来がやってきた
...

 

一方、Clova Deskは内蔵しているため反応が非常に早いのだ。

ただし、対応しているのはテレビとエアコンと照明 1台づつのみ。しかも出来る操作は決まっている。

 

 

しかし裏技があって、大手メーカーのリモコンがプリセットされているがボタンを個別にカスタマイズ出来る。

 

 

なので、私はテレビの「CSボタン」を「チャプター飛ばしボタン」にした

CS放送は見ないので切り替える事がまずない。そしてチャプター飛ばしボタンは録画を見る際のCM飛ばしにむちゃくちゃ使うからだ。

「ねぇ、クローバ、シーエスにして」というとCMが飛ぶ。

本当は30秒送りや10秒戻しボタンもあると便利なのだが、名称が違うのをたくさん作っても覚えられないし細かい作業が必要ならさすがにリモコンを使う。

 

後は、Amazon Fire TVや、Nintendo Switch等HDMI接続している機器はその機器のリモコンやコントローラーを押すと自動的に外部入力に切り替わってくれて便利なのだが、使い終わってスリープにすると外部入力の黒一色画面になる。

特にFire TVはリモコンにテレビの電源ボタンが付いているが入力切替ボタンはないのでこのまま電源を切ってしまい次にテレビを付けた時に黒画面になって、あれ?テレビ付いてない?と思ってもう一度電源ボタンを押して切ってしまう事があった。

 

Clova deskがあれば「ねぇクローバ、地上波にして」とか「ねぇクローバ5チャンにして」と言えば地上波になるためリモコンを持ち替える手間が省けて非常に便利。

 

後、私はリビングの照明を壁のスイッチで操作するためそもそもリモコンを使う事は無いのだが、シーリングライトの1つをシーリングファンにしている。

なので、Clova deskの照明のオン・オフ機能をシーリングファンオン(風力3段階の2)とファンオフにした。

「ねぇクローバ、照明オンにして」というとファンが回りだすという事だ。

ただ、たまに「オン」と「オフ」を聞き間違える事がある。

これについては「つけて」「消して」と言えば間違い起きないだろうから私が改善すべきだろう。

 

TV、エアコン、照明のみだが、不要なボタンをカスタマイズすれば赤外線リモコンのあるものなら何でも操作可能となる。

 

ただし、赤外線発信部分が前面と背面の2箇所のため設置方法によっては操作出来ない。

本当はアイランドキッチンのカウンターの壁面に設置したかったがそうすると背面の赤外線送信部が隠れてしまいTV操作が出来なかったので少し横にズラしている。

そのせいでキッチンからTVを見る時本体が邪魔になる。

 

LINE送受信・LINE電話可能

Clova Deskでは、LINEの送受信が可能だ。

フルで機能を使うには自分のLINEアカウントを紐付ける必要があり、家族で使うのに向いていない。

Clova専用アカウントだと送り先が一つのグループに限られるのだが家族で利用出来る。

 

私と妻とクローバの3人のグループ「自宅」を作ってみた

クローバ(Desk)から発信するには、「ねぇクローバ、LINE送って」といえばこの自宅グループにメッセージを送ってくれる。

音声から漢字の変換も自動で行ってくれ、この文言で問題ないかと画面に表示されたのち、OKすれば送信される。

 

メッセージを受信すると、いきなりメッセージを言うわけではなく画面上に「LINEのメッセージを受信しました」と表示される。

 

ここで、「ねぇクローバ、メッセージを読んで」と言えば読み上げてくれる上、画面上にも表示してくれる。

 

2人暮らしの我家にはあまり意味がないが、まだ携帯をもたせるには早い小学生の子供がいる家庭なら、両親共働きでも「おやつは戸棚にあります」とか「帰りは19時になるのでお風呂炊いておいて」とか送れるし、LINE電話も出来るので子供から返信や会話も出来て便利かもしれない。

AbemaTVが見られる

AbemaTVが見られるというのが面白い。

例えば家族がリビングのTVでゲームをしている時に、料理を作りながらAbemaでニュースを流し見したり、音楽チャンネルを流したりといった使い方が出来る。

 

価格が安い!

LINE Clova deskは2019年3月19日発売し、希望小売価格(定価)は28,050円と高額だった。

しかし今は4000円程度で買える。

スマートスピーカー、音声リモコン、天気や時計として使え、動画再生機としても使えるものがこの価格良くないか?

安すぎて来年撤退しないか不安だが。

 

 

バッテリー内蔵

地味に良いのがバッテリー内蔵。

特に何もしない待受状態でも3時間程度しか保たないのでモバイル用途では使えないが実は地味に便利。

一度設置してしまえばそう動かす事は無いスマートディスプレイではあるが、購入後しばらくはこっちの方がしっくり来るかもといろいろ動かして自分に最適な場所を探したい。

しかし、Amazon Echo showやGoogle Nest hubはバッテリー内蔵されていないので、移動させる時に電源を切って運んで電源プラグに挿さないといけない。

これが結構面倒。本格的に設置するなら配線頑張るけどコンセントが何かの後ろにあって刺すのが大変だったり。。

でも、実際に電源を入れて画面を見て話しかけてとやらないと分からない事も多いから仕方がない。

 

一方のClova Deskは色々移動して試せる。特にこの位置に置いても赤外線リモコンが使えるか確かめたりテレビの横でテレビ付けた状態でもこちらの声を聞き取れるかチェックしたいといった時にバッテリー駆動で簡単に確認出来る。

 

また、通常の設置場所がキッチンから遠くても一時的に台所に運んでYouTubeやクックパッドでレシピを見たり、AbemaTVを垂れ流したり出来る。

まぁ無くてもすごく困る事は無いけどちょっとうれしい機能である。

 

LINE Clova deskのイマイチな部分

結構魅力的に思えるLine Clova deskだが、デメリットというか惜しい部分がいくつかある。

  1. 聞き取り能力が競合に劣る
  2. LINE Musicが使いにくい
  3. 奥行きが結構ある

 

聞き取り能力が競合に劣る

Clovaはかなり耳が遠いなと思った。

Clovaを設置したのはアイランドキッチンのカウンター部分ですぐ隣に食洗機がある。

食洗機はランニングコストが高い?乾燥使わなければ激安だぞ
...

 

食洗機を動かすと結構うるさいのだが、騒音の中でもEcho dotはちゃんと聞き取ってくれた。

しかしClovaは反応しなかったり、間違える事が多かった。

また、食洗機が動いていない時も、3メートルくらい離れた位置から大きめの声で話しかけても反応しない事が多い。Amazon EchoやGoogle Nest Hubは結構離れた位置からでもたいてい聞き取ってくれたのでちょっと不満だ。

また、リモコン機能でも書いたが、「オン」と「オフ」を聞き間違える事が結構起きる。

タイマーをセットして、時間になると当然音が鳴るのだが、自分の鳴らしている音でこちらの声をかき消してしまい「ねぇクローバ、止めて!」と言っているのになかなか止まらない。

画面タップで止める事が出来るのだが料理している手で画面を触りたくない事ので残念。

「テレビの音小さくして」等のリクエストに対し何故かLINE Musicで謎の曲が再生される事が多発した。

 

 

2週間毎日使ってみて

良い点、悪い点を上げたが、やはり聞き取り能力が悪いのが致命的。

「タイマーオフにして」という音が自身のタイマーの音でかき消されるのか全然聞いてくれない。

しかも謎の聞き間違えをして、「牡牛座のあなたの運勢は・・・」と占いを始めたり、頼んでもない曲をかけだしたりする。

そして曲のせいで「曲止めて!」「音楽ストップ!」と言っているのに無視。

もしくは”曲を止めたい場合は、ねぇ、クローバ、曲をとめてと言ってみてください”と指摘されたりする。いや、わかってるなら止めろよ!

しかも次に書くがLINE Musicは使い物にならない。

LINE Musicが使いにくいしうるさい

非常に残念なのがLINE Musicだ。

AmazonだとAmazonプライムに加入しているのでEchoでAmazon Musicがフル尺で聞ける。

SpotifyやAmazon Music Unlimitedと比較すると曲数はかなり少ないが、BGM代わりなので困らない。

そのSpotifyもFreeプランでもシャッフルでのフル尺再生は可能なので「クラシックかけて」とかジャンル再生であればなんの問題もない。

 

しかしLINE Musicは1曲あたり30秒しか聞けない。

もちろん有償プラン契約すればフルで聞けるので、Amazonプライム加入者がAmazon Musicと比較するのはフェアではないが、Clova deskで音楽聞きたいがために月額980円払おうとは思えない。

LINE Musicはスマホアプリならフリープランでも月1回ならすべての曲をフルで聞ける

ClovaはLINEアカウントに紐付いておりアカウントを複数作りにくいのでClovaも対応してくれればむちゃくちゃ便利になるのに本当に残念だ。

後、LINE Musicの音量が大きすぎるのも問題。音量は1種類しかなく、LINE Musicに合わせて音を小さくするとクローバに天気等を聞いた時の声がむちゃくちゃ小さくなってしまう。

妻が風呂上がりにヨガをしながらリラクゼーションミュージックを聞きたいというのでそれ専用でEcho Dotを設置しようと思っている。

奥行きが結構ある

タブレットではないので安定を意識してだとは思うものの、結構奥行きがある上、そこに電源ケーブルを刺すので背面に余裕が必要となる。

しかも赤外線送信機は前面と背面となるため置き場所に工夫が必要となる。

多くの家で赤外線は前後より左右に飛んでくれた方がありがたいんじゃないだろうか?(これ奥行きと関係ないけど)

まとめ

LINE Clova Desk、音楽再生が致命的だがそれ以外は悪くない。むしろLINEが使える、家電の操作が出来るというのは非常に便利だと思っていたのが最初の1週間。

2週間使ってみてやっぱりオススメ出来ないな。

実売価格が3000~4000円程度と80%以上オフの底値であり、ここから仮にさらに値下がって半額になっても2000円。おもちゃとしては悪くないがメインのスマートスピーカーとして使うのにはストレスが溜まる

結果、1ヶ月ほどで使うのをやめ、リビングではAmazon Fire HD8 PlusをShowモードで使う事にした

【2021年】AmazonFireHD8Plusは通常利用はもちろん風呂用タブレットの最適解
...

 

今回は触れていないがLINEで写真を送ればフォトフレームとして使える機能もあるので実家に設置して子供の写真を送ってあげるのも良いなと思っている。

どうせスマートスピーカーとしてはたいして使わないだろう。

姉が10年前に実家に設置したフォトビジョンTVは3G回線にしか対応しておらず、停波目前。子供も小学生になり近場に住んでるのでほぼ時計状態。

ちなみに私も自分の家にフォトビジョンTVを設置していた。

スマホでバンバン写真撮るようになったが見返す事が少ないのでインターネット経由で写真追加出来るフォトフレームを洗面所に設置すれば身支度や歯磨きしている時に見られるからだ。

で、現在はGoogle Nest Hubを設置している。

Google Nest Hub。まさに求めていた理想の"フォトフレーム"
...

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