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海でも山でも!iPhone 15Proを防水デジカメ化してみた

ライフハック
この記事は約10分で読めます。

海やプール、スノーボードなど雪山で写真撮影といえば防水カメラを思い浮かべるだろう。

スマホでも撮影出来なくはないけど、撮影しにくかったり、壊れる事を危惧して昔から何年も使ってる防水カメラを使ってないだろうか。

しかし、スマホの性能が上がりデジカメの画質や操作性に満足いかないという人も多いだろう。

実際、実際何台も防水カメラを購入しスマホと併用で使ってきた身として、現代においては防水カメラは使い勝手が悪いと思っており、解決策としてメインスマホであるiPhone15Proを防水デジカメ化したため本日はそれを解説したい。

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↓本編スタート↓

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海にスマホ持って行ったけど使いにくかった

一昔前までスマホは気軽に撮影出来るけど、安いデジカメ並の画質だしズーム出来ないし防水じゃないしと旅行の際はデジカメを持っていくようにしていた。

しかし、子供が生まれたりコロナでしばらく旅行にいけなくなったので整理し、現在1台もデジカメをもっていない。

今やデジタル一眼レフカメラを愛用するようなこだわりのある人以外旅行時の思い出撮影もスマホ一台で完結している人が大半ではないだろうか。

私もスマホ1台で全部賄えたほうがいいと思い、最新のちょっといいデジカメを買ったつもりでiPhone15Proを使っている。

 

先日、家族で石垣島旅行に行ってきた。

海に入る際、以下のようなよくあるスマホの防水ケースを首からぶら下げて入ったのだが

実はスマホって水中では物理ボタン以外の操作が出来ない。(防水ケースに入れても水中でタッチパネル操作出来ない)

なので、しっかり画面まわりの水をきってスライドでカメラを立ち上げようとするも反応が悪くせっかく子供がいい感じの表情見せていても肝心な時に撮れない。

また、カメラが立ち上がっていれば音量ボタンで撮影出来るが、防水ケース自体大きめに作られている上構造上サイドボタンが朝押しにくい。

また、財布をホテルの部屋に置いてきたが何かの時のためにクレカをスマホと一緒に防水ケースに入れてたら中でズレてカメラとかぶってイライラ(まぁこれはそもそも一緒にいれんなよってのと、ケースによってはカード収納出ポケットがあったりするのだが)

サイズが合ってないのでグリップしにくく、写真撮影はともかく動画撮影が安定せずせっかくの旅行なのに失敗したなぁと思った。

街歩きはともかく、水辺に行く時用にやっぱり防水デジカメ持ってた方がいいかもな。と再考した。

専用デジカメもデメリットあり

私も昔はデジカメ持ってたけど何かと面倒。

防水カメラから話が一旦ずれるが私が最後に購入したSONYのRX100Ⅴはコンデジの中でも高画質撮影が可能と言われる1型センサーを搭載した高級機。

 

子供が産まれる事を見越して購入したものの、レンズが飛び出るのが時間的にも壊れやすさ的にもストレスで、その割に当時使っていたiPhone12miniと比べて素人目に差があるとも感じなかった。

というかむしろ期待しているより暗く写ったりレタッチ前提の自然な写真でありこちらが希望するHDRバリバリのメリハリある写真からは程遠かった。

こちらは当然防水ではないのでレンズが可動する分スマホより取り扱いに気を使うし、撮影データをスマホに移したり、オンラインストレージに移さないといけないのも面倒。(たとえWifiで半自動的にスマホに送れるとしても。)

 

また、スマホと併用する場合、スマホ側は常に正しい時間が設定されるが、デジカメ側は手動設定が基本なので時計の数秒・数分のズレによって写真をマージした際時系列がおかしくなる

一番最悪かつ私がよく失敗してきたのが海外で時差を設定し忘れて撮影してぐちゃぐちゃになるパターン。

また、GPSデータがないのでどこで撮ったか分からない(GPS内蔵デジカメも立ち上げて少し待たないと記録してくれないしバッテリーを喰うため使いにくい)

急ぎで撮った1枚が非常に残念な写真。スマホのLiveフォトやモーションフォトのようにとりあえず撮影して後から全員目をあけてこちらを向いているシーンを探すのに慣れていると残念。

防水デジカメは耐衝撃にも優れているので、iPhoneを持っていきにくいような場所でもガシガシ使えるのが魅力。

レンズが飛び出さない構造も使用していて安心感がある。

ただ、防水デジカメは野外の明るいところでの撮影は問題ないがちょっと光量が足りないとかなり暗く映るしノイズも出る

 

2023年には旧オリンパスが超久しぶりに防水デジカメの最高峰であるTGシリーズの新商品「TG-7」を発売。

防水デジカメとしてはかなり明るいF値2.0のレンズを搭載。防水15m、防塵、耐衝撃2.1m、耐荷重100kgf、耐低温-10℃、耐結露といったタフ性能もあり、持っていれば子供の行事なんかでも活用出来るかなと思う。

 

しかし実はこれ2019年から4年ぶりの新作にもかかわらず外観デザインが少し変わったのと充電端子がmicroUSB→USB-Cになったくらいでカメラ性能自体変更無し。

もはやデジカメは投資して研究して作っても売れないので厳しいのだ。

TGシリーズは、建築現場での法人需要があるので工一郎という名前で販売しておりこうやって廃盤にならない程度にマイナーチェンジだとしても新商品を出しているが大半のメーカーはとっくにデジカメ市場から撤退している。

思うもののスマホでもハイエンドモデルは望遠レンズ(ズーム)あるので結局持っていってもスマホで完結してしまう気がする。

年に何回使うか分からないデジカメに金かけるならスマホ自体に金かけたほうがいい。

 

iPhoneなら撮影するだけでExif情報を勝手に入れてくれて撮影したら半自動的にiCloudやGoogleフォトにバック勝手に入れてくれて手動で整理しなくてもいい感じにしてくれるのでやっぱりiPhone1台で済ませられると良いなぁと思った。

この手元のiPhone15Proが必要な時だけ簡単に操作し易い完全防水デジカメになればいいのに。

 

iPhone15Pro+防水ケースで最強防水カメラに!

色々堂々巡りをした結果たどり着いた現時点での最適解をお伝えすると、

iPhone15ProをiPhone15Pro専用の防水ケースに入れる事だ。

私が買ったのはCozycase iPhone 15 Pro用 ケース~(中華系あるあるのクソ長タイトル)だ。

 

どうしてもこれがいい!というわけではなく、比較的安価で無駄に膨らまず360度ガードしてくれるものを探して行き着いた。

 

今まで汎用的なジップロックタイプの防水ケースを使ってきたが、こちらは専用ケースなので隙間がないのでボタン操作もし易い。

 

隙間がないデメリットとして、説明書にはフィルムなどはすべて剥がしてくださいとある。

今や画面にガラスフィルムをつけている人が大半だと思うが、防水ケースつける数時間のために剥がす人はなかなかいないと思う。1度外すとよほど綺麗に保存しないとホコリや指紋が粘着面についちゃって再利用出来ないし。

 

個体差によっては閉められない可能性もあるが少なくとも私の買ったケースはNIMASOのガラスフィルムを貼ったまま装着可能だった。

 

iPhone15Pro以外のiPhoneじゃダメなの?

今まで、iPhoneを水中で使う場合、音量ボタンで撮影は出来るものの、水滴がつくとタッチ操作が出来ないためカメラを立ち上げるためにのに苦労した。

 

しかし、iPhone15 Pro/Pro MAXに搭載されたアクションボタンにカメラ機能を割り振っておく事で、水中だろうがどこでもワンボタンで立ち上げて、音量ボタンで撮影できるようになったのだ。

 

なので、2024年6月時点ではiPhoneでアクションボタンのついているiPhone 15 Pro及びiPhone 15 ProMaxのみが良い

 

どうしても他のiPhoneを専用防水ケースで使いたい場合、背面タップにカメラ起動を設定すればちょっと操作性が悪いが同様の事が出来る。(個人的にはダブルタップ設定は誤作動が多いのでトリプルタップのみ使うの推奨)

 

Androidじゃダメなの?

今回メインスマホであるiPhone15Proの防水ケースを買ったのでこのタイトルだが、もちろんAndroidでも物理ボタンでカメラ立上げ→撮影出来て、専用防水ケースがあるなら大丈夫だ。

 

例えば私のサブスマホのGoogle Pixel7a(や、その前に使っていたPixel 5a)だと、電源ボタンを2回カチカチするとカメラが立ち上がるし、Pixelはシェアが多く専用ケースも多いので同等の事が出来ると思う。

 

 

防水性能は大丈夫?

撮影しやすくても水没したら意味がないのでティッシュを入れて防水性能チェック

 

 

この状態で10分放置。

 

 

頑張れば素手でも開けられるが付属のオープナーを使うと楽。

 

ケースを開けたてティッシュを取り上げた際、ケース外側についた水滴にあたったためティッシュの下側が濡れているが、実際はまったく濡れておらず防水性能は問題なかった。

ただし謎中華製品はムラがあるので同じ製品だから大丈夫と思わずしっかり事前防水チェックを行おう。

 

実際に使ってみた

子供と一緒に川遊びした時に使ってみた。

 

浅いし必ずしも水の中に浸ける必要ないのであくまでもお試しなのだが防水かつ、耐衝撃ケースでもあるのでこういった岩がゴツゴツしている場所でも心配なく使う事が出来た。

ちなみにクセでタッチでシャッターを押してしまうが、水の中でなくとも画面に水滴がついたり指が濡れるとタッチ操作が出来ないので慌ててボリュームボタンでの撮影に切り替えた。

 

ついでに何度も無意味に沈めてみたりしたがケース内部に水が入る事なくどっぷり水の中に入らなくとも水辺で遊ぶ時はこのケースつけておく方が安心だと思った。

 

砂に注意

海でも使ったが、ペラペラの防水ケースと違ってホールドしやすく使いやすい。

ストラップホールにカラビナ付きストラップを付けて水着に固定すればより安心だと思った。

 

 

一方、海ならではの気付きだが、砂に要注意だ。

写真のように沈めずとも、波が砂を運びポケットの中も気づけば砂だらけ。

汚れないようタオルや財布、腕時計などを入れたビーチバッグの中も気づけば砂が入っている。

 

小さい砂は、スマホケースを傷つけ、ケースを付けている時点では本体は大丈夫だが、iPhoneを取り出す際まわりについた砂がくっついてしまい本体を傷つける恐れがある。

 

私は砂のせいでこのケースと、Apple Watchのフィルムに傷をつけてしまった。

まとめ

iPhone15Proはもはや高級コンデジに負けない画質で撮影可能。

弱点である水中でタッチ操作ができないのでカメラを立ち上げたり撮影できない事はカメラ起動設定したアクションボタンと音量ボタンで解決。

専用ケースなら日常使いとしては大きいものの、ギリギリ片手で操作出来るし360度ガードされているので砂浜に落としても傷つく事はないだろう。

というわけで、もはや水遊びや雪山に防水デジカメは不要!

 

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