楽天モバイルSIMをモバイルWiFiルーターで使う方法

形無いもの
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2021年4月7日までの申込みで1年間無料で使い放題回線を提供している楽天モバイルだが、サブとして使うにはスマホからテザリングするよりモバイルルーターの方が使いやすいと思った。

そこで、以前海外旅行用に買ったけどたいして使わなかったNECのモバイルルーター「Aterm MR05LN」に楽天のSIMを入れて使えるようにした。

【2021年追記】デメリット無し!?1年間無料の楽天モバイルに申し込んだ理由
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なお、MR05LNを例として記載しているが、SIMを入れられるSIMフリーモバイルルーターで、Band3(楽天モバイル1.7GHz帯)もしくはBand18(auのローミング800MHz。楽天との契約で使える提供エリアはどんどん狭まっている)に対応していれば同じ作業で使えるようになると思う。

7/7より、販売を開始するHUAWEI E5785についても解説する。

コロナ後の社会では出社せずに仕事をする事も増えていくだろう事から改めてモバイルルーターの価値が見直されそうだ。

この記事は2020年7月5日に初稿したものだが、2021年3月7日に追記・再編している。

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楽天モバイルSIM到着

実質無料以下で手に入れた楽天モバイルのSIMとGalaxy A7はカメラが魅力的だったりするが、現実問題としてスマホ2台持ち、会社携帯入れて3台持ちとかしたくない。

やっぱりA7は自宅のWiFi環境でAndroid検証機として生きてもらおう。

ちなみに小型のRakuten MiniはeSIM(スマホ本体にSIM情報を書き込むスタイル)なのでSIMを取り出す事が出来ないので契約時に注意しよう。個人的にはeSIMより物理SIMの方が色々と遊べて好き。

 

このSIMはAterm MR05LNに入れて使えるようにした。

 

Aterm MR05LNとは

 

Aterm MR05LN楽天モバイルでも売られているNEC製のモバイルWiFiルーターである。

※楽天モバイルで売られている型番はAterm MR05LN RWで、色はホワイト。通常版のAterm MR05LNはブラック。スペック上の差は見当たらない。

一昔前にイーモバイルのポケットWiFiを持っている人を結構見たがあれのSIMを自由に入れ替えられるものだ。

クレードル付きモデル(LAN端子付き)もあり、充電台兼固定回線としても使えなくはない。

このMR05LNが最新機種なのだが、発売日は2016年で、充電もmicroUSBとなっている。

私は2017年に海外旅行時に現地でSIM買って複数人で使えるようにと考えて購入したが、何故かMR04LN等過去製品で対応していた海外の電波(Band)を大幅にカットしたため日本国外で使いにくい。(海外キャリアも複数のBandを使うためまったく受信出来ない事は少ないが電波は悪い。)

当時はクレードル付き1万円強で買えた。

MR03LNに至っては多分新品がイオシスで3,480円で売られていた事もあった。

テザリングや公衆無線LANの充実化、キャリアが独自のルーターを販売している事からこの手の製品があまり売れなかったのだろう。

NECのモバイルルータMR03LNが3,480円で大量販売中だぞ
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最近はコロナの影響で需要が増えたのか値段が上がっている。今後も売れ続ければ新商品が出るかもしれない。

 

なお、楽天モバイルはバンド3(1.7GHz~1.8 GHz)のみ保有しており、楽天圏外用にauからプラチナバンドであるバンド18(800MHz)を借りている

MR05LNはどちらのバンドにも対応している。

Aterm MR05LNで楽天SIMを使う

裏蓋を開け、任意のスロットに楽天モバイルのSIMを刺そう。

ちなみに久しぶりに開けたらまったく使わず強制解約になった0SIMが出てきた。まじ0.02Mbpsとかしか出ないクソ回線だったな。。。

無料SIM(0SIM)がついてくるデジモノステーションを手に入れた話
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楽天モバイルのSIMを刺しただけだと、電波を受信しない。APNの設定が必要だ。

設定画面から行う場合は、MR05LNのWiFiにスマホやPCでつなぎ、 http://192.168.179.1 にアクセスしよう。

今回は本体の「設定」から行う。

設定を押し、少し下にスクロールすると「APN設定」が出てくるのでタップし、楽天モバイルSIMを入れたスロットをタップしよう。

 

「新規追加」をタップ。

  • サービス名:rakuten (※なんでもいい)
  • APN(接続先):rakuten.jp

と入力。その他は未入力でOK

入力したら上にある「登録」を押して、APN設定画面で「rakuten」を選ぼう。

完了。LTEの電波を受信していればOK。

 

私は全然使ってなかったのでファームウェアのバージョンアップが始まった。

ファームウェアバージョン3.0.0になった。

なお、ファームウェアバージョン4.0.0もリリースされたが、不具合があったようで6月7日時点で公開を停止している。(7月頭頃にVer4のダウンロードが再開された)

この記事の初稿時点では3.0.0が最新版であり、楽天モバイルに正式対応しているので問題なく使えたが、2020年10月26日には楽天モバイルSIMの安定化をはかったファームウェア4.2が出ている。いずれにせよ最新版にアップデートすればよい。

 

もし古いバージョンのファームウェアを使っていてアップデートが表示されないなら「設定」→「メンテナンス」→「ファームウェア更新」を行おう。

また、その下にあるファームウェア自動更新をONにしておこう。

楽天モバイルの速度は?

楽天モバイルのSIMを刺したMR05LNから2.4GHzでiPhoneXSに接続。場所は東京都東部室内。地図上では楽天モバイル圏内である。

都内平日14時台にチェックしたところ、楽天モバイルの速度はダウンロード19Mbps、アップロード12Mbps、Ping27ミリ秒となった。

 

なお、同時刻にソフトバンクのモバイル回線ではダウンロード51Mbps、アップロード14.7Mbps、Pingは28ミリ秒

 

 

自宅の光回線だとこんな感じ。

 

一応各々2回づつ計測したが大きく変わらなかった。

(さらに夕方17時ごろチェックしたら以下のような結果)

 

2021年3月の平日11時頃に、東京と埼玉の県境からPCで試した速度は以下。

当然WiFiルーターをかませるより直接SIMを入れた方が早いだろうが、楽天モバイルの速度を過度に期待してはいけない。

とはいえ20Mbpsあれば、HD動画を流すのは余裕。4K画質だとちょっと厳しいかも。というくらい。(4Kだと24Mbps必要)

楽天モバイルのエリアなので、1日10GB使うまでは20Mbps、以降は帯域制限かかるも3Mbpsで通信可能。

 

初稿当時は1LDKに住んでいて、リビングと寝室の間にキッチンや洗面所があるので結構離れている。

リビングに光回線の無線LANルーター置いているので寝室で仕事したり、寝転がってパソコンする時に激遅だったり繋がらない時あるので普段はこのモバイルルーターとクレードルを寝室に設置して自宅のサブ回線として使用する事にした。

ベッドヘッドの図。左下にあるのはベッドマットに敷いて背中に風を送る風眠のリモコン。

風が背中を通り抜けるベッドマット「風眠」レビュー
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リビングでもたまに光回線が遅くなる事があり、その時に切り替えている。サブ回線があるとすごくストレスフリー!

 

私が20代の独り身なら、固定回線切ってこれだけで1年耐えてみました特集とかやりそう。

・・・そういやWiMAXでやってたわ。

WiMAXでホームネットワークを構築してみた
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HUAWEI E5785

ここしばらくモバイルルーターの新商品は出ていなかったが、HUAWAIより新機種E5785が登場する。

対応バンドは以下。

  • LTE FDD: B1/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B28/B32
  • LTE TDD: B38/B41/B42
  • UMTS:B1/B2/B5/B8
  • GSM:B2/B3/B5/B8

楽天のB3、auのB18に対応しておりMR05LNより売価が安いので候補となるが、日本では新機種だが、SIMカードスロットがmicroSIMカード。充電がmicroUSBと1世代前なのでおそらく海外でリリースされていた製品をコロナでのテレワークブームに乗っかって出してきたっぽい。

SIMカードのサイズは挿しっぱなしにする分には気にならないが、特に最近のAndroidスマホ利用者だと、USB-Cであって欲しかったという人も多いだろう。(MR05LNもmicroUSB)

クレードルオプションも無さそうなのでそこもマイナス。

しかし、最大300 Mbps (下り) / 50 MBps (上り)、同時接続16台、スタンバイモードでは約700時間の待ち受け時間、Wi-Fi 802.11acをサポートと2020年時点で購入しても数年使えるスペックが1万円切りで手に入るのでクレードルがマストではないなら検討してもよいだろう。

 

楽天モバイル+ルーターは非常用に持っておいて損無し

楽天モバイルは2021年2月に、従量課金プラン、Rakuten UN-LIMIT VIを発表。

2021年4月以降、月のデータ使用量1GB以下なら無料になる。

元々1年無料キャンペーンが終了したら解約する気でいたが、こうなってくると話がかわる。

いざという時のバックアップ回線として眠らせておけるので、例えば地震の時、キャリアによって繋がりやすさの差が出るので、メインのソフトバンク回線は繋がらないけど楽天モバイルなら通信出来るという事もありえる。

また、停電時にも役に立つ。

私は2021年に引越したのだが、引越し先でネットが使えるようになるまでラグがある。

今までなら数日ネットが使えなくてもまぁいいや。って感じだったが、テレワークとなると話が変わってくる。

楽天モバイル+モバイルルーターがあったおかげで助かった。

もちろんスマホでテザリングも出来なくはないが、テザリングは何時間も連続で使う事を想定しておらず、Excelをいじっていたので一定時間通信が無いと遮断されたり、スマホ本体が熱をもったりする。

また、引越し前が30Aだったのに新しい住居が50Aと大きいので40Aに変更した。

※30Aだと夏は問題ないのだが、冬にエアコン2台、キッチンを使うとアラートが流れていたので引越しを機に40Aにしようと思っていた。

↑引越し直後でとりあえず押入れにつっこんでるため汚い

当然交換にあたり電気が止まる。(電気が止まるとガスも使えなくなる)

こういう時も楽天モバイルAterm MR05LNで問題なくリモートワーク出来て助かった。

1年無料が終了しても、使わない月は一切費用がかからないのでとりあえず持っておくと安心できる。

ただし、メインで使うのはやめた方が良い。

【無料~】楽天モバイルをメイン回線にしていいのかを考える
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忖度なしの携帯電話会社(キャリア)の選び方2021
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初稿:2020年6月7日

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